お知らせ


株や穀物相場等の下落について

2008/10/10 社長ブログ

 株価の下落が続き、ニューヨークの株価は9000ドルを割ったとのニュースが流れている。
 原油や穀物、鉄スクラップなどの商品相場も下落しており、とりわけ穀物相場の下落が発展途上国の食糧難緩和に繋がることを期待する。
 鉄スクラップは、昨日の日経新聞によると、7月につけたピーク時の半値以下になっている。
 日本の主要輸出先である韓国の買いが激減したのが主因で、韓国では建設会社の経営破綻が相次ぎ、逆に韓国が日本に鉄スクラップを売り込むという動きもあるということである。
 また、中国や台湾向けの輸出が低迷していることや、日本国内でも需要が低迷していることなども、鉄スクラップ下落に影響しているらしい。
 鉄スクラップの相場下落が、当社で行っている住宅地盤補強工事の材料ともなる鋼管杭の材料値下がりに早く影響してくれることを期待している。
 とにかく、今いわれている世界恐慌とかにならず、世界の人々が生き生きと働くことができ、さらに地球環境的にも持続可能な社会になってほしいと願う。

株安と経済への影響

2008/10/08 社長ブログ

 本日午前終値で日経平均株価は1万円を割り、NY株価は9千5百ドルを割り込んでいる。
 昨日の日経新聞に、なぜ株安は経済に悪影響を及ぼすかという記事が掲載されていた。
 これによると、個人の持っている株式の評価額が目減りすると、消費を抑えたり、住宅の購入を手控えたりする動きがでるのがその典型例。
 企業や銀行も株安が進むと設備投資や融資に慎重になる傾向がある。
 個人は保有株式の価格が上昇すると含み益が膨らんで計算上の資産が増えるので、強気になって財布のひもをゆるめ、逆に株安で含み損が広がると、消費を抑え、生活防衛に入るとのこと。
 景気が悪くなると予想されると、株価は下がり、ますます景気が悪くなるという悪循環に陥いる。
 とにかく、外部環境は悪化するという情報が多いが、景気に振り回されない経営というものを目指していきたい。

備前市方面企業訪問 と健康管理

2008/10/07 社長ブログ

 今日は、岡山県中小企業家同友会東備支部設立準備会の関係で、午前中、備前市内の会社を訪問した。
 訪問先の業種は、みそ製造、IT関係、鐵工所などであったが、それぞれの会社の顧客が、備前市内ではなく県外がほとんどだという点で共通していた。
 しかし、顧客は県外でも、仕入れはできるだけ地元を利用し、少しでも地域の活性化に役立てたいということで、自分たちが生まれ育った地域に愛着を抱いている様子がうかがわれた。
 岡山県の東南部に位置する東備地区は、今仮死状態みたいなものとの話も出ていたが、もしそうだとするとぜひ蘇ってほしいものだと思う。
 そのためにできることは、中小企業家同友会の東備支部設立を成功させて、業績を上る企業を増やし、雇用を増やすこと。
 このような志を抱いているが、どうも最近身体が怠く、元気がでない。
 気になって、夕方内科の医院へいったら、血糖値がかなり上がっていた。
 健康管理に少し油断をしていた。
 自社の業績アップも同友会活動も志をまっとうするのも、まず健康がベース。
 もっと健康管理を徹底しようと、改めて決意したところである。

経営理念の部分変更について

2008/10/04 社長ブログ

当社の経営理念は
「事業を通じて社会に貢献し、社員の成長と会社の発展により物心両面共に豊かを得る」
というのがメインで、これを科学性、人間性、社会性の面で3つに分けている。
先月、科学性の部分を少し変更した。
 「我々は、地質に関する技術を通じて、地域のお客様に安心を提供します。」 
上記が変更前のもので、これを
「我々は、地質と建設に関する技術を通じて、地域社会の発展に貢献します。」
に変更した。主な変更点は、我々が取り組んでいる技術は建設に関わるものも多いということで、「建設」という言葉を入れ、さらにお客様に安心を提供しているだけではないということで、この部分を「地域社会の発展に貢献」に替えていた。
 しかし、朝礼で唱和する時多少違和感が感じられたことは、以前このブログで書いた。

 この違和感は変更した経営理念が慣れないせいだと思っていたが、先日ブランド戦略の勉強をしていた副社長が、
「経営理念から、安心という言葉は外せないのではなだろうか。我々が追求し、社員にいいつづけてきたことは、『お客様が安心を得られる仕事をする』ということではないだろうか。」
と問題提議してきた。
確かにその通りである。それは分かっていた。
 提供するのは安心だけではなく、経済性とかコンサルティング等もあったので安心を貢献という言葉に替えた。さらに、提供するのはお客様だけではないということで、お客様を地域社会に替えた。
 これが、理念を絞り込めていない感じになっていた。

 そこで、経営理念を以前のものに戻すことに、今日の経営会議で決めた。

 安心ということを追求していけば、経済性とかコンサルティングも含まれるし、お客様ということを追求していけば、商談相手だけがお客様ではないということにも気づいた。
 ま、地質に関する仕事の延長線上で、建設関係の仕事も行っているので、新たに入れていた建設という言葉は必要はないということにもなった。

 経営理念は静かに根付いていく。
 できるだけ替えないほうがよいと改めて思った。
 経営理念を部分的であるが変更し、考え直してまた元に戻したことにより、「やっぱりこれだ!」ということで、より深く社内に浸透することを期待している。
 

岡山県再び財政危機直面

2008/10/02 社長ブログ

 岡山県の財政は再び深刻な危機に直面している。
 昨日の山陽新聞によれば、石井知事が就任したころの危機は積極的な公共投資に伴う借金の返済がかさんだためだったのに対し、今回の危機は地方交付税が減ったことなどで、毎年度の歳出を歳入で賄えなくなっていることが要因という。
 公共事業はピーク時の4割程度に落ち込んでいる。
 そんな中、さらに私学助成金の減額や岡山空港駐車場の有料化等の対策案がだされている。
 今までは景気対策として、公共事業が発注されることがあったが、今回はその逆で、さらなる絞り込みがなされようとしている。
 このままでは、近年中に岡山県の景気回復は見込めそうもない。
 今の時代、中小企業が維持発展していくには、やはり自ら市場を創造していくほかはないのだろうか。

営業担当者来社

2008/10/01 社長ブログ

 今日、求人会社の方が営業に来られた。
 今年度の求人倍率は昨年度と同じであったとか、来年度の見通しとか、いろんな情報を冊子にして説明してくれた。
 当社が、この求人会社を利用するかどうかは解らないが、営業の基本を学ばさせていただいた。
 当社では、顧客の相談には丁寧に応対し、提案もさせていただいている。
 しかし、何の商談もない新規の顧客に、有益な情報をより多く収集し、分析し、提供し、提案しているかどうかといえば、やゝ弱いように感じる。
 今度の営業会議で、問題提議してみようと思う。

企業の社会的責任と雇用

2008/09/29 社長ブログ

 最近中小零細企業の倒産がまた増えているように感じられる。
 景気には当然波がある。当社の業種も比較的景気の影響を受けやすく、忙しくなったり、暇な時期があったりする。
 景気がよく、仕事量が増えれば雇用して社員数を増やしたくなる。
 しかし、景気が悪くなり仕事量が減れば、社員数を削減できるかといえば、それはできない。
 景気がいいとき人を増やし、悪くなれば人を減らすやり方は、人を中心とした経営、人間尊重の経営とはとてもいえない。
 計画的な社員の採用に基づいて、市場を開拓したり商品を開発していかないと、人を中心とした経営とはいえないし、これからの時代に発展は望めないと思う。
 雇用を守ることは、企業の社会的責任と考える。
 「会社を発展させることによって、自分もよくなろう」と自己実現に向かって頑張っている社員を裏切れない。
 中小企業家同友会の冊子「人を生かす経営」に述べられている 「いかに環境が厳しくなろうとも、会社を維持、発展させる責任が経営者にはある」ということを深く感じると共に、決意を新たにして自社の経営に臨むところである。
 

雨宿り そして外部環境を考える

2008/09/26 社長ブログ

 朝6時すぎから30分程度、愛犬クロの散歩に行くのが毎日の日課になっている。
 今朝もいつもの通り、6時すぎに家を出た。
 出るときは曇っていたものの雨は降らないだろうと思い、傘を持たなかった。
 それが10分ほどして、突然雨が降り出した。
 走って帰ろうかと思ったが、激しく降るので農業倉庫の庇の下でクロと一緒に雨宿り。
 しばらくすると少し小降りになったので、帰路に向かうとすぐにまた激しく降り出した。
 今度は、民家の車庫の庇の下で雨が止むのを待つ。
 すぐに止むだろうとの思いに反して、より激しく降り出した。
 雨は車庫の屋根でザーザーと音をたて、樋をつたって水路へ激しく流れている。
 雷まで鳴り出した。
 こんなことなら濡れても、走って帰っておけばよかったと思った。
 路上の雨は水しぶきとなり、風に吹かれて水煙となっている。
 小さなカエルが路上をぴょんぴょんと跳ねてこちらへやってくる。
 もう7時になっているが人通りはない。
 付近の駐車場から通勤に向かう車が出て行った。

 雨が少し緩んだので、クロの綱を引いて急いで帰った。
 帰ると妻が玄関先でタオルと傘を持って立っていた。
 向かえに出ようと思っていたらしい。
 帰ると妻は「大変だったねえ。」と言って、タオルでクロを丁寧に拭いた。
 私は洗面所のタオルで濡れた頭を拭き、妻が差し出してくれた新しいシャツに着替えた。
 
 通勤のために玄関を出た時には、雨はすっかり止んでいた。
 路上や草木は、雨に洗われてとてもきれいになっていた。

 雨がふれば傘をさす。経営でも同じだという。
 でも、傘をさせない場合だってある。
 そんな時、外部環境がよくなるのをじっと待つか、それとも打って出るか、判断を要する場合がある。
 雨ならいつか止む。
 しかし、現在の建設関連業の外部環境は、良くなるのを待っている方が、行き詰まる確立が高いと思う。
 なにか手を打つ必要がある。
 今年度の経営指針で「市場と付加価値の創造」を取り上げている。
 今週の土曜日は戦略会議だ。

大阪府中小企業家同友会50周年

2008/09/22 社長ブログ

 先週の金曜日、大阪府中小企業家同友会50周年記念行事が、シェラトン都ホテル大阪で開催され、1000名を超える参加者で、同友会の全国大会なみの規模であった。
 13時から、大阪同友会2008ビジョンが発表され、「ほんものの企業づくり」や「企業と地域を支える同友会」などのビジョンテーマと内容が発表された。
 その後、経済評論家 内橋克人氏の「共生の大地 生き続ける日本型自営業」と題する記念講演が行われた。
 16時10分から分科会。私は「自ら創造だそう!~変化に向き合い、本当に必要とされる会社になる~」というテーマの第3分科会に出席した。
 テフロンコーティング等を行われている会社と、袋等を生産されている会社の社長の報告があった。どちらの会社も常に時代の変化に対応し、顧客の声を聴き、技術開発、商品開発に取り組んでいる素晴らしい会社で、大変勉強になった。
 19時より記念式典、記念パーティが開催され、来賓の方々の挨拶のあと、乾杯が行われ、懇親会に入った。
 21時頃会場を後にし、22時前の新幹線で帰岡した。

ビジネス交流会

2008/09/18 社長ブログ

 今日は、信用金庫主催のビジネス交流会に参加してきた。
 参加企業は約400社で、一通り全部のブースを見て回った。
 電動式の三輪車や淡水魚と海水魚が同じ水槽で生息できる水など、珍しいものや興味深い商品がPRされていた。
 岡山県という限られた地域に多くの業種があることにも驚かされた。
 取引先や受注先の拡大が、ビジネス交流会参加の主な目的であったが、新商品開発の参考にもなった。
 また、商談もさることながら、日頃なかなかお会いできない方にお会いすることができたり、なつかしい方に会うことができたりで、楽しく有意義な時間を過ごすことができた。