経営者の責任と岡山同友会東備支部設立

2009/03/06 社長ブログ

 現在、中小企業は厳しい経営環境に晒されてるが、経営者にはいかに環境が厳しくとも、時代の変化に対応して、経営を維持し発展させる責任がある。
 経営者は判断力や実行力を高め、企業の全機能をフルに発揮させて、企業の合理化を促進して生産性を高め、企業発展に必要な生産と利益を確保するために、全力を傾注しければならない。
 現在ほど経営者の能力を要求される時代はない。
 新製品、新技術の開発にとめ、幹部を育て、社員教育を推進するなど、経営者としてやらなければならないことは山ほどあるが、なによりも実際の仕事を遂行する労働者の生活を保障して、高い志気のもとに、労働者の自発性が発揮される状態を企業内に確立することが重要だ。

 以上のことは、中小企業家同友会全国協議会発行「人を生かす経営」に「経営者の責任」として述べられていることであるが、今こそこの「経営者の責任」が問われるときだと思って、日々の経営に臨んでいる。
 岡山県中小企業家同友会東備支部設立には、「経営者の責任」を実践し、全社一丸となって質の高いサービスを提供して業績を上げる企業を増やし、豊かで安定した幸せの見える地域をつくっていきたいとの思いがある。
 また東備支部が、ストレスの多い現代の経営環境で、孤独になりがちな経営者の心の拠り所となり、意見を出し合い、協力しあえるような会にもなればいいと思う。

 以上、経営者として、また岡山県中小企業家同友会東備支部設立世話人の一員として思うことである。