株安と経済への影響

2008/10/08 社長ブログ

 本日午前終値で日経平均株価は1万円を割り、NY株価は9千5百ドルを割り込んでいる。
 昨日の日経新聞に、なぜ株安は経済に悪影響を及ぼすかという記事が掲載されていた。
 これによると、個人の持っている株式の評価額が目減りすると、消費を抑えたり、住宅の購入を手控えたりする動きがでるのがその典型例。
 企業や銀行も株安が進むと設備投資や融資に慎重になる傾向がある。
 個人は保有株式の価格が上昇すると含み益が膨らんで計算上の資産が増えるので、強気になって財布のひもをゆるめ、逆に株安で含み損が広がると、消費を抑え、生活防衛に入るとのこと。
 景気が悪くなると予想されると、株価は下がり、ますます景気が悪くなるという悪循環に陥いる。
 とにかく、外部環境は悪化するという情報が多いが、景気に振り回されない経営というものを目指していきたい。