ありがとう卓越経営大賞表彰式

2009/01/30 社長ブログ

 先週参加した新春経営者セミナー東京大会で、ありがとう卓越経営大賞表彰式が行われた。
 主催者によると、この賞は、存在感のある人や期待される人に贈られる賞とは異なり、中小企業で働く無名の人たちへの賞で、社長から推薦された社員を審査委員会が選考して決定するものである。
 
 今回は、卓越監理者賞、卓越社員賞、特別貢献賞、人間力賞など、合わせて6つの賞で、13名が表彰された。
 表彰された社員さんの一部を紹介すると

 経営が苦境に立ったとき、「社長、私の給料を減らして、若い人にあげてください」と言って、後継者づくりと育成に取り組んでこられた社員さん。(卓越管理者賞)

 重度の障害で、身長93cm、体重22kg、松葉杖で歩行というハンディを乗り越え、28年間無遅刻無欠勤で、淡々と仕事に励んでこられた社員さん。(人間力賞)

 赤字決算で給料も払えない絶対絶命のピンチに陥り「情けない男や!」と社長が自分を責めて、すべてを諦めかけていたとき、「社員さんのために私の貯金を使ってください」と言ってパートとして入社されながら経営を応援してこられた社員さん。(感謝力賞)
 社長はこの時、自分の不甲斐なさを痛感すると同時に、
「こんなに健気な社員さんを、これから命をかけて守るぞ!それが経営者だ」
と確信して苦境を乗り越え、創業19年目を向かえることができたそうだ。

 他にもたくさんの感動と励みがあった表彰式だった。