先日から、自宅にある洋式トイレの便器と床の間だから水が漏れていた。
私は、てっきり便器の床から下の部分の継ぎ目あたりから漏れた水が上がってきているのだろうと思い、床と便器の間に防水材を詰め込んでみたが止まらない。
自分ではどうにもならないので、昔からよく知っている設備屋さんに電話で、
「便器から水が漏れているから見に来て欲しい。」
と言ったところ
「ウオッシュレットは付けていますか。」
と聞かれた。
「付けているけど、水が漏れて出てきているのは便器と床の間からなんだけど。」
「それは、ウオッシュレットから漏れた水が、どこかを伝っているのかも知れない。」
ということだった。
私は、半信半疑でウオッシュレットをよく点検してみた。
そうすると、確かに水が漏れているような所がある。
元栓を閉めてウオッシュレットの水を止めてみた。
そうすると床から出ていたように思っていた水が完全に止まった。
床と便器の間から水が出ていると思ったのは、思いこみであった。
プロの目は凄いと思った。
プロから見れば水漏れの原因を、まずウオッシュレットを疑ってみるのは当然かも知れないが、素人の私には思いつかなかった。
こんな日常の出来事から、専門知識や技術に磨きをかけ、経験を生かし、プロに任せた方が、安心で何倍もメリットがあると思ってもらえるようにしていくことが、業界を発展させていく上では大切なことであると思った。
プロの目
2010/06/23 社長ブログ