今日は、岡山県中小企業家同友会の経営指針成文化セミナーへ、フォロー委員として参加した。
久しぶりの参加であったのでテキストに目を通し、事前に送られてきた受講生の経営指針作成シートを熟読して会場にでかけた。
経営指針は、経営理念、経営方針(戦略)、経営計画で構成されるが、フォロー委員としては、特に経営理念に力をいれている。
フォロー委員は、経営指針を作成した経験と、経営指針成文化セミナーのテキストとしている5冊の本を基に、受講生が発表したシートについて、整合性がとれていない所や曖昧な表現となっている所、疑問に思ったこと等を質問して完成度を深めるお手伝いをしている。
受講生の発表で感じたことを素直に返すことが基本であるが、これがなかなか難しく、つい自分の意見とか説を言ってしまう時間が長くなりがちである。
フォロー委員は受講生より先に経営指針を作成したというだけで、フォロー委員と受講生は共に同友会会員であり経営者であるから、フォロー委員が受講生に教えるということではない。
気づきのお手伝いをするということである。
フォロー委員も、フォロー委員として参加することによって、新たな気づきを得ることが多い。
中小企業家同友会の経営指針成文化セミナーが、心の底から納得いく経営理念を軸に作成した経営指針を基に、中小企業家同友会の「21世紀型企業」をめざす企業が多くでたら良いと思う。
中小企業家同友会の21世紀型企業とは
一、自社の存在意義を改めて問い直すとともに、社会的使命に燃えて
事業活動を行い、 国民と地域社会からの信頼と期待に高い水準で
応えられる企業。
二、社員の創意や自主性が十分に発揮できる社風と理念が確立され、
労使が共に育ちあい、 高まりあう意欲に燃え、活力に満ちた豊かな
人間集団としての企業。
経営指針成文化セミナーへフォロー委員として参加
2011/10/08 社長ブログ