建築士定期講習受講

2012/03/28 社長ブログ

 今日は、建築士定期講習を受講した。
 これは平成20年に建築士法で定められた講習で、『近年の建築技術の高度化に伴い、建築物の高層化、大規模化、複雑化等が進展し、建築基準法令の改正等も頻繁に行われるなど、これにあわせて常にその知識を更新していかなくては、業務の適正な実施を確保し得ない状況になっているため』ということで、3年毎の受講が義務付けられた。
 講義内容は、姉歯構造設計偽装問題の影響をうけて、厳格化された法令と職業倫理に関することが多かった。
 昼食は、久しぶりに家内の手作りの弁当である。
 会場で食べ終わった後、
『今、弁当を食べて済んだ。おいしかった。ありがとう。』
と、携帯電話でメールを打っておいた。
 午後からも45分間、法令に関する科目の講義があり、休憩を挟んで2時間ぶっ続けで、最近の新技術、最近の重要技術項目等の講義があった。集中力して勉強するには、私には2時間は長すぎる気がした。
 最後は、終了考査。一定の点数がなければ受講の修了が認められないということであるが、多分大丈夫だと思う。
 今回のテキストのなかの職業倫理の項目で
『建築士にとって、職業倫理とは、法を守る精神をもち、仕事を依頼した人たちのために誠実に常に最前の仕事をする心をもつこと。』
とある。
 これは、建築士だけではなく、仕事に携わるすべての人に言えることだと思う。