富士山登山

2008/07/28 社長ブログ

 24日、京都まで新幹線で行き、京都からバスツアーで富士スバルラインを通って5合目に着いたのが16時頃。夕食をとり、17時過ぎに登山開始。ルートは吉田口登山道。標高3000mの東洋館へ到着したのが21時。ここで仮眠し、23時に頂上へ向けて出発。次々にリタイヤする人がでるなか、なんとか頑張っていたが、本八合目(標高3400m)で足が思うように動かなくなり、前進困難となる。ガイドさんの
「かなり辛そうですね。無理しない方がいいですよ。帰りもあることだし、ここらでやめられますか。」
と言われ、ここで登山を断念し、山小屋で休息。
 翌朝、ご来光を見て、頂上の方を見上げると、鳥居や頂上でなびく国旗が見える。なぜ無理してでも頑張って、頂上まで登らなかったのだろうといくぶんの後悔が胸をよぎる。
 10時頃5合目まで下山し、バスで河口湖温泉で汗と埃を洗い流した後昼食。久しぶりの生ビールがうまい。その後、バスで帰路に向かう。
 疲れたけれど、楽しく有意義な体験であった。
 今回、ツアー参加者44名のうち頂上まで到達できた者は24名とのこと。

 なぜ今回自分は頂上まで達することができなかったのだろうか。
 理由をあげれば、昨年より体重が4kg増えていたことや、今回はツアー参加のため、マイペースで登りにくかったことなどがあげられるが、一番大きな理由は、「昨年頂上まで登っていることだし、今回は無理して頂上まで登らなくてもいいか。」と最初から思っていたことである。
 そこそこでいいと思っていたら、そこそこなことしかできない、ということであろう。

 帰りのバスで、となりの席に座っていた方は今回で9回目の富士登山で、天候で頂上まで行けなかったことが3回あるが、それ以外は毎回頂上までいっているとのこと。年齢を聞けば私より10才年上。
 今度は、体重を落とし、トレーニングし、余裕を持って、頂上を制覇しようと心に決める。


2008年7月25日午前4時48分
本八合目にて