51年ぶりの日食

2009/07/22 社長ブログ

 前回、日食を見たのは昭和33年。私が小学3年生の時である。
 伊島小学校から、岡山大学の敷地を通って帰る途中、ランドセルから下敷きを取り出して観測したのを覚えている。
 小学3年生の時の担任の先生は、父が詩吟を教えてもらったことがあるといっていた島村先生だ。
 その島村先生が、
「今度岡山で日食が見られる時は、君たちは60才のおじいさん、おばあさんだ。今度の日食の時『小学校3年生の時にも、日食があったわい』って思いだすだろうね。先生はもう生きてはいないだろう。」
というようなことを仰っていた。
 今日、その時がきた。
 当時のことを懐かしく思いだしながら、また人生の要であったとも言える51年間を振り返りながら感無量の思いで、会社の敷地で51年後の日食を見た。