雇用と少数精鋭主義

2010/10/30 社長ブログ

 前期の決算書ができあがった。
 技術職ということもあって、経費のなかで人件費が大きな割合を占めているが、人件費が経費のなかで一番多いのは、多くの会社がそうだと思う。
 そこで、利益を確保していくために、『人件費は安く、賃金は高く』とよく言われる。
 1人当たりの賃金は高くしても、全体の人件費は低くということで、これを実行して業績をあげていくには、少数精鋭主義ということになる。
 しかし、どの会社も少数精鋭主義を実行していくと、雇用が減少するのではないだろうかと思ったりもする。

 自社を存続させていくためには、やむを得ないとうところであるが、人数には関係なく、みんなが精鋭になって、高い付加価値を生み出すようになればよい。
 そのためには、やはり社員教育とお客様に満足してもらいながら利益を出し続けていくという仕組みづくりが大切ということで、これは経営指針の浸透と実践ということになる。

 経営理念をより浸透させ、経営指針を実行して、社員全員がより精鋭になって、全員で業績をあげていこうという方向で、今期もいこうと思う。