77才の高齢者が家族4人をハンマーでめった打ちにして殺すという惨い事件が起きた。
家族から邪魔者扱いされたから殺したという。
秋葉原事件も、世間から疎外されていると思い、孤独感からあのような行動に走ったらしい。
老人も若者も自分を安心して受け入れてくれる所、自分の居場所を失っているということだろうか。
市場原理主義の社会が、人々の心を壊しているのだろうか。
我が家はどうだろうかと振り返る。
自分の会社はどうだろうかと振り返る。
何のために会社があるかと考えれば、自分も含めて人々の幸せのためにある。
いくら利益がでても、心が壊れてはなんにもならない。
人があって会社がある。
一人ひとりの人格を尊重するということ、一人ひとりの居場所を守るということ、一人ひとりの心を思いやるということを大切にしようと改めて思う。
家族も社員も屋根に留まっている雀もみんな縁あって同じ時を過ごしている。
人間は人間らしく、よりよく生きることのできる世の中にしたいと思う。
自分の居場所
2008/06/26 社長ブログ