昨日、岡山県中小企業家同友会東備支部準備例会が開催された。
報告者は、和気町の病院長である。
医療費抑制策により、病院の経営が危機的状況になるなか、同友会に出会い、経営指針を作成し、理念経営を実践して業績が向上しつつあるといったようなお話だった。
病院等は、不況に影響されない安定した業種だと数年前までは思っていたが、国の政策により経営難に陥っている所が多いらしい。
現在、いかなる業種においても危機感を持って、経営にあたることが必要な外部環境になっているということだと思う。
このような時代、企業経営において、本当に大切なもの、必要なことを見失わないようにしなければならない。
そのためには、経営理念を成文化し、社員と理念を共有できるように努めることが必要だと思う。
今回の報告者である和気の病院長の経営理念は素晴らしい。
「地域の健康寿命日本一をめざす」という部分をはじめ、理念から地域を愛し、職員を大切にし、医療機関として向上していこうという気持ちが強く感じられる。
同友会11月東備支部準備例会から
2008/10/22 社長ブログ