今日の社内勉強会で、二宮金次郎のビデオを見た。
娯楽性を排除し、研修用に作成されたビデオである。
水害で田畑を奪われ、貧困で家族がバラバラになるなかから、希望を持ち、寸暇を惜しんで勉強し、現状打破に向かって努力を続け、開墾を行って大地主になった。
この手腕を買われて、武家である服部家の再建を頼まれ、徹底した倹約で再建を成功させる。
だが、この陰には、家族の犠牲もあった。
次に、桜田藩の再建にいくが、民衆は受け入れてくれない。
民のためだといいながら、自分のために行っているのでは、と毘沙門天に指摘される。
「わが子を見捨ててなにが民のためよ。」
といった別れた妻の言葉を思い出す。
といったストーリーであったが、学ぶことは多かった。
小さなことをやり続けて大となる「積小為大」ということ。
そして、最後に和尚が、二宮尊徳にいっていた
「人間には本来自分というものはない。」
「天は無常無自性 人は一期一会 私は一所懸命」
「年々歳々報徳を忘れべからず」
これらのことを忘れないようにしようと思う。
二宮金次郎
2008/10/18 社長ブログ