森田健作氏が千葉県知事選挙に当選し、
「これからは中央に堂々とものを申すかっこいい千葉県をつくっていきたい。」
と勝利宣言をした。
森田健作氏は昭和24年生まれで、私と同い年である。
「同い年」と「かっこいい」で思いだす中学時代の同級生の友人がいる。
中学生の時はこの友人とよく遊んだ。少し不良っぽくて、ポピュラー音楽が好きで、あんまり勉強していないようなふりをしていたが、学校の成績はトップクラスであった。
女子にも人気があったし、「こいつかっこいいな」と思っていた。
この友人と十年ほど前に、電話で話をする機会があった。
彼は、今は放送局へ勤めているが、その前は刑事をしていたということであった。
相変わらずかっこいいと思った。
刑事をしていただけでかっこいいとはいえないかも知れないが、その時は、相変わらずかっこいい人生を送っているなと思った。
そして今、森田健作氏の「かっこいい千葉県」で、この同級生の友人を思いだし、かっこいい人生にしたいと思った。
かっこよく生きるとはどんな生き方なのか。
それは年齢や時代と共に変わっているが、今思っているのは、地位や名誉や功績だけではないということだ。
むしろこのようなものを追いかけている生き方は、かっこ悪いと思う。
かっこいい生きざまとは人それぞれだと思うが、思いつくところでは秋山好古、良寛、土光敏夫氏などはかっこいいと思う。
どこがかっこよく感じるかと言えば、無欲で、志、信念を持って行動しているところだ。
自分が、このような生き方ができるとは思わないが、目指す人物像ではある。
ここまで書いてふっと思った。
かっこいい人生かどうかは人が判断することで、志を持って、自分で正しいと思う道を一所懸命歩んでいけばいいのだと。
人生は何をしたかというより、どう生きたかだ。
かっこいい人生
2009/03/31 社長ブログ