プロ野球 楽天のエース岩隈投手、今年はエースの座を田中投手に奪われそうな様子だが、岩隈投手は、近鉄とオリックスが合併した時、
「今まで力を尽くして戦ってきた相手と一緒にはなれない。」
というようなことを言って、オリックスへ行くことを固辞し、楽天へ入団した。
また、A信用金庫が破綻してB信用金庫に譲渡された時、当社を担当していたA信用金庫のO氏は、
「今まで競合して戦ってきた所へは行けない。」
と、他の信用金庫へ再就職した。
これは、今まで全力を尽くして戦ってきたことへのこだわりがそうさせるのだと思う。
「敵の軍門に降るぐらいなら」というような思いだったのだろうか。
このことについて賛否両論あると思う。
岩隈投手や信用金庫のO氏のように、武士のようなこだわりを持ちながら、牙を剥いて野性的に全力で戦うところがあってもいいと思うし、昨日の敵は今日の友で、新しい環境でがんばればそれでいいとも思う。
全力で戦ってきたことへのこだわり
2009/06/02 社長ブログ