今週から日報の形式を変えた。
かねてから、日報の形式を改善しようと思っていたが、直接の切っ掛けは、先月の同友会東備支部例会でのS板金のS社長の報告だ。
S社長は、社員さんの日報に2時間ほどかけて毎日コメントを書き、これが、社員さんとのコミュニケーションや会社運営に大いに貢献しているとのこと。
また、やはり同友会会員のSE社、A社長も社員さんの日報に毎日コメントを書いていると聞いた。
S板金もSE社も、業績はかなり好調なようだ。
良いことや成功例は、即真似る。
東備支部例会の閉会の挨拶の時、
「今日の例会で学び、明日から自社に取り入れて実践してみようと思ったことは、毎日社員の日報にコメントを書くことです。」
と言った。
宣言通り、翌日から日報にコメントを書こうとしたが、当社の日報は時間を軸にその日実施したことを書いているだけなので、なかなかコメントが書けない。
そこで、同友会SE社のA社長に、どのようなことを書いているのか訪ねてみた。
SE社を訪問すると、A社長は丁寧に教えてくださった。
これも同友会の良いところで、会員に経営や労使問題等について訪ねると、たいてい気持ちよく教えてくれる。
会社へ帰って、SE社の日報を参考に形式を作り変えた。
時間軸を廃止し、作業内容は文章で、要点だけを記入することにし、その日の感想や反省、気づき、成功したこと、失敗したこと、お客様情報などを書き込むことにした。
そして、昨日の朝礼で記入例を示しながら、新しい日報の書き方や目的、要点を説明し、名称を業務日報から出勤日報に変え、その日より使用している。
新しい日報は、様式としては前より簡素になったが、各社員の取り組み姿勢や思い、出来事、情報などがよく分かる。
さっそくコメントを記入した。
S板金社長が言われていたように、やはり、全社員にコメントを書くには2時間近くかかるが、それだけの価値はある。続けていく決意だ。
出勤日報
2009/10/06 社長ブログ