中同協定時総会in北海道

2011/07/08 社長ブログ

 中小企業家同友会全国協議会の第43回定時総会が、7月5日、6日に札幌市中央区の『ロイトン札幌』を会場として開催された。

 013
 前日の4日、14時35分岡山空港を出発し、17時半頃札幌駅に到着した。ホテルでチェックインを済ませた後、前泊の参加者を対象とした前夜祭に参加した。

 定時総会第1日目は、全体会で議案が発表されたあと、15の分科会に分かれ、報告とグループ討議が行われた。
 私は、『逆境と試練の中で確立されてきた同友会理念と経営者魂』と題された第3分科会へ参加した。
 報告者は、中同協前会長(現在相談役幹事)の赤石義博氏で、明治からの中小企業を取り巻く歴史や、中小企業家同友会の理念が生まれた経緯等を話された。
 赤石前会長のお話は、理論的で分かりやすいが、よく聴いていないと、難しく感じる時がある。
 赤石前会長は、経済や歴史に詳しいし、高齢になられてもよく勉強されているなあと、いつも感心させられる。

 分科会の後は、懇親会。例年、立食形式で行われることが多いが、今回は参加者1200名であるにもかかわらず全員テーブル席。
 テーブル席でこれだけの人数が入れるのは、札幌ではこのホールだけだということである。
 料理は、北海道のカニをはじめとする、地域の特産を主体としたメニューで、大満足であった。

 2日目は、前日に提案された議案事項の採決や、各分科会からの報告、東日本大震災からの復興をめざしての活動報告などがあった。
 最後に、総会宣言が発表されて、総会は正午頃閉会された。
 この後30分ほど幹事会があり、さらに13時半より新代表理事研修会があった。

 新代表理事研修会は、代表理事の役割を明確にし、個別の地域的課題のみならず、全国の教訓を学び実践するため、同友会運動の全国的課題、事務局の位置づけ、中同協幹事としての役割を学ぶということなどを目的としている。
 守北海道代表理事と鋤柄中同協会長のあいさつの後、広浜中同協幹事長の問題提起とグループ討議があり、17時に終了した。
 この後は、ホテル内の四川料理店で、懇親交流会があった。

 久しぶりの北海道であったが、観光は宿泊したホテルと会場の間にある『時計台』に、30分ほど寄ったぐらいである。
 全国から集まった同友会会員の学ぶ意欲は高く、知識だけではなく、刺激と元気と新たな志を得て、心地よい疲れを感じながら、昨日の正午千歳空港を飛び立たった。