「不況下、中小企業は利益圧縮危機」、今日届いた中小企業家しんぶんの見出しのひとつである。
特に、建設業は建築確認申請の遅れによる受注減と資材高騰のダブルパンチにより業況判断指数が、極端に悪化しているという。
また、先日のテレビニュースでも、金融機関の中小企業への貸し渋りが見られると報じられていた。
そのためか、倒産情報のFAXが通常よりかなり多く入ってくる。
資材等の高騰分を、なかなか価格転嫁できない中小企業にとって、まさに正念場といえる。
この現状を乗り切るのに何が必要かを考えてみると、
価格転嫁の努力。
顧客の立場にたって、本当にお客様が必要としているものは何か、何を望まれているかをもう一度問い直し、今ある商品を見直す。
自社の強み、特色を徹底的に分析して、強みを生かした新商品や販売方法を開発する。
方法は無限、他にもいろいろ打開策はあると思う。今頭に浮かんだのは以上のようなことであるが、全社の英知を結集して乗り切りたい。
当社では、9月より新しい期にいるので、来期の経営指針を練っている所である。
来期の経営指針書作成には、今まで以上に力が入る。
中小企業は利益圧縮危機
2008/08/04 社長ブログ