朝6時すぎから30分程度、愛犬クロの散歩に行くのが毎日の日課になっている。
今朝もいつもの通り、6時すぎに家を出た。
出るときは曇っていたものの雨は降らないだろうと思い、傘を持たなかった。
それが10分ほどして、突然雨が降り出した。
走って帰ろうかと思ったが、激しく降るので農業倉庫の庇の下でクロと一緒に雨宿り。
しばらくすると少し小降りになったので、帰路に向かうとすぐにまた激しく降り出した。
今度は、民家の車庫の庇の下で雨が止むのを待つ。
すぐに止むだろうとの思いに反して、より激しく降り出した。
雨は車庫の屋根でザーザーと音をたて、樋をつたって水路へ激しく流れている。
雷まで鳴り出した。
こんなことなら濡れても、走って帰っておけばよかったと思った。
路上の雨は水しぶきとなり、風に吹かれて水煙となっている。
小さなカエルが路上をぴょんぴょんと跳ねてこちらへやってくる。
もう7時になっているが人通りはない。
付近の駐車場から通勤に向かう車が出て行った。
雨が少し緩んだので、クロの綱を引いて急いで帰った。
帰ると妻が玄関先でタオルと傘を持って立っていた。
向かえに出ようと思っていたらしい。
帰ると妻は「大変だったねえ。」と言って、タオルでクロを丁寧に拭いた。
私は洗面所のタオルで濡れた頭を拭き、妻が差し出してくれた新しいシャツに着替えた。
通勤のために玄関を出た時には、雨はすっかり止んでいた。
路上や草木は、雨に洗われてとてもきれいになっていた。
雨がふれば傘をさす。経営でも同じだという。
でも、傘をさせない場合だってある。
そんな時、外部環境がよくなるのをじっと待つか、それとも打って出るか、判断を要する場合がある。
雨ならいつか止む。
しかし、現在の建設関連業の外部環境は、良くなるのを待っている方が、行き詰まる確立が高いと思う。
なにか手を打つ必要がある。
今年度の経営指針で「市場と付加価値の創造」を取り上げている。
今週の土曜日は戦略会議だ。
雨宿り そして外部環境を考える
2008/09/26 社長ブログ