岡山県の財政は再び深刻な危機に直面している。
昨日の山陽新聞によれば、石井知事が就任したころの危機は積極的な公共投資に伴う借金の返済がかさんだためだったのに対し、今回の危機は地方交付税が減ったことなどで、毎年度の歳出を歳入で賄えなくなっていることが要因という。
公共事業はピーク時の4割程度に落ち込んでいる。
そんな中、さらに私学助成金の減額や岡山空港駐車場の有料化等の対策案がだされている。
今までは景気対策として、公共事業が発注されることがあったが、今回はその逆で、さらなる絞り込みがなされようとしている。
このままでは、近年中に岡山県の景気回復は見込めそうもない。
今の時代、中小企業が維持発展していくには、やはり自ら市場を創造していくほかはないのだろうか。
岡山県再び財政危機直面
2008/10/02 社長ブログ