今日の日本経済新聞に、「企業の『稼ぎ頭』交代」という記事が一面に掲載されていた。
記事によると、有力企業で主力事業の交代が相次いでいる。事例をあげると、
富士フイルムは、複写機・プリンターから医療関連などへ
ファーストリテイングは、ユニクロの男性向け製品から女性向けへ
ユニ・チャームは、国内子供用おむつから大人用へ
ワタミは、国内外食から介護・宅配弁当へ
日清紡は、自動車部品から太陽電池関連へ
昭和シェルは、石油から太陽電池へ
三井ハイテックは、半導体関連から環境車部品などへ、稼ぎ頭が交代する。
また、セブン&アイ・ホールディングは、スーパー事業の利益を銀行業の利益が上回った。
金融危機後の逆風下でも、事業の新陳代謝を進める企業は業績や株価が堅調だ。景気低迷で収益構造見直しを進める企業は多く、成長分野を強化する動きは広がりそうだとしている。
中小企業の方が大企業より小回りがきくと言われているが、一般的に大企業の方が、動きが早いように感じる(動きの早い中小企業も多いが)。
我々中小企業も生き残りをかけ、全社の英知を結集して時代の変化を読み取り、素早く対応していく必要があると改めて思う。
主力事業の交代
2009/07/26 社長ブログ