病院の接客サービス

2010/02/26 社長ブログ

 今朝、岡山市の倉田にある病院へ行った。
 先日受けた人間ドックの、検体検査結果を聞くためだ。
 診察時間は9時からとなっていたが、病院に着いたのは、8時35分頃で、すでに受付は始まっていた。
 様子が分からずまごついていると、案内係の方がすぐにきて丁寧に教えてくれた。

 受付を済ませて内科へ行くと、待合席には年配の男性が一人座っていた。
 その男性の隣に座り、鞄から文庫本を取り出していると、担当の内科の医師が「○○さんどうぞ」といって、年配の男性を診察室に案内した。
 しばらくして、先の男性が診察室から出て行き、その後内科の医師が私の側へきて、
「藤田さんどうぞお入りください。」
と言われ、私は診察室に入った。
 なかには担当の医師以外誰もいなかった。
 患者の待ち時間を少しでも少なくするために、担当の医師の配慮で、診察時間前から診察しているのだろうと思う。
 検体検査結果は、治療の必要なしということであった。
 総合病院は時間がかかる印象があったため、終わるのは早くても10時を過ぎると思っていたが、9時頃には料金の支払いまで終わることができた。

 先日の人間ドックの時にも思ったが、患者を顧客と捉え、そのサービスは一流ホテルなみだと感じた。
 これは、経営理念の浸透と、社員教育の結果だと思うが、近年は他の病院や官公庁でも、客に対するサービスは昔に比べてずいぶん良くなったと感じる。
 法務局でも、顧客満足に関するアンケートを実施しているくらいだ。
 自社でも、見習うべきことはたくさんある。