昨日、岡山市倫理法人会特別ナイトセミナーに参加した。
講師は「日本で一番大切にしたい会社」の著者、坂本光司氏。
「日本で一番大切にしたい会社」は読んだが、直にお話を聞くと、より感動的であった。
会社の使命と責任で、一番大切なのは社員とその家族を幸せにすると。
2番目は社外社員、つまり外注先、下請企業の社員を幸せにすること。
そして、3番目に顧客、4番目に地域社会、5番目に株主の幸せという順番で、業績は手段。業績や成長を最優先にすると犠牲になるものがでるというようなことも言われた。
確かにその通りだと思う。
また、人を大切にした会社の多くの事例を紹介してくださったが、どのお話も、心に残る感動的なお話だった。
今回の講演を聞いて、会社を経営していく上で、また人として生きていく上で、本当に大切なものは何かを気づかせていただいた。
レイモンド・チャンドラーの、「強くなくては生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。」という名言があるが、優しさと強さは、経営の上では一体なのかも知れないと思った。
倫理法人会特別ナイトセミナー
2010/03/02 社長ブログ