昨日は、地盤改良工法と土壌汚染調査の社内勉強会を実施した。
土壌汚染物質の環境基準量は、人が70年間飲み続けて10万人に1人発症するかしないかのレベルと言われている。
この基準をどう受け止めるかは、人によってそれぞれ違うと思うが、例えばフッ素などの汚染物質が、環境基準を少し上回った量が検出されても、深刻に考えすぎない方が良い場合もあると思う。
「怖がり過ぎたり、怖がらないのは簡単だけど、適度に怖がるのは難しいということを聞いたことがある。」
と講師が言っていた。
「適度に怖がる」
これは、難しいかもしれないけれど、大切なことだと思う。
交通や現場の安全に関することも、怖がらなくては危険すぎるし、怖がり過ぎては動けない。
経営も同じだ。怖がらなくては放漫経営になりかねないし、怖がりすぎては何もできない。
怖がりすぎたら思考がストップしてしまうように思う。
適度に怖がり、理性を働かせ、安全の対策や経営の戦略をたて、時には緻密に、時には大胆に、目標に向かって行動することが大切だと思う。
適度に怖がる
2010/06/06 社長ブログ