コア・コンピタンス発表大会へ

2010/03/21 社長ブログ

 昨日、日本創造教育研究所のコア・コンピタンス発表大会に参加するために、午前8時01分発の新幹線ヒカリレールスターに乗った。
 同列車は、全席自由席ということなので、適当に並んだところが喫煙車両の2号車であることに気付いた。並び直すのも面倒なので、そのまま列車を待つ。
 列車が到着し室内に入ると、思った以上にたばこの臭いが室内に充満し、座席には煙草の灰らしきものがわずかに落ちていた。
 喫煙車に乗ったことを少し後悔したが、空いていたのでそのまま席に座った。

 8時54分新大阪駅に到着し、地下鉄に乗り換え、吹田市にある研修会場に着いたのは9時15分頃。
 午前10時開会。会場は約250名の参加者でほぼ満員になっていた。
 実行委員長の開会挨拶の後、3社の事例発表と、田舞代表を始めとする講師のコア・コンピタンス経営に関する講義が行われた。
 事例発表は、1社は幹部社員、2社は社長と社員数名で発表された。 社員さんのなかには、まだ28歳の新卒採用で入社された若手社員もいて、会社のことを熟知し、経営に参加し、大勢の前で発表されていることには感心した。
 
 コア・コンピタンスとは、『他社には提供できないような利益を顧客にもたらすことができる、自社内部に秘められた独自のスキル・技術・ノウハウ』と定義されていた。
 コア・コンピタンス経営には、経営理念が深く結び付き、実践していくには、社員教育が欠かせないとのことであった。
 経営理念と自社の強みをただ自覚するだけでは、業績向上とまではいかない。
 当社にもコア・コンピタンスとなるものはあるが、経営に生かし切れていないように思う。自社のコア・コンピタンスを掘り下げ、顧客に他社にはまねのできないような利益を与えながら、自社も適正な利益をあげていくにはどうすれば良いか徹底的に研究していこうとの決意で、会場を後にした。
 閉会は午後5時であった。