中国地質調査業協会総会出席日記

2009/05/22 社長ブログ

 昨日、中国地質調査業協会総会に出席してきた。
 JR高島駅から在来線で岡山駅に着いたのは午前11時半頃。
 駅弁を買い、時間的に余裕があったので、空いている「こだま」に乗り込む。
 新型インフルエンザが少し気になった。
 新型インフルエンザは、メキシコで発生してから、国を挙げて侵入を警戒していても、短期間で日本へ上陸し、身近なところまでやってきた。
 今回の不況も、アメリカでおきたサブプライムローン問題を発端に、あっという間に世界を駆けめぐり、地元の中小企業も影響を受けている。
 不況もインフルエンザも世界規模で対策を講ずることが必要な時代になっている。
 そんなことを考えながら昼食をすませ、用意してきた本を読む。
 「のぞみ」や「ひかりレールスター」の広島までの所要時間は40分程度。「こだま」では、約1時間半かかるが、席が空いているので、ゆっくり昼食をとり、本を読むには丁度いい時間と空間だ。
 午後1時20分頃広島駅に到着。
 路面電車を利用して、中区大手町の鯉城会館へ行く。
 広島の路面電車は、市内150円均一で、私のようなよそからきたものでも利用しやすい。
 鯉城会館内に設けられた総会会場に着いたのは、予定時刻の30分ほど前。ロビーで知人と雑談の後、会場内へ入る。
 協会事務局長の司会で、総会が始まった。
 退会者が増え、会員数は2000年に比べ現在は70%にまで減っている。
 それに、出席率が悪い。
 以前は出席率が90%以上あったと思うが、今年は50%を下回っている。
 岡山県中小企業家同友会総会も、今年は出席率が例年より低かったように思うが、これも不景気の影響だろうか。
 例年通り、理事長開会の挨拶の後、会務報告、収支決算報告、21年度事業計画案の承認、21年度収支予算案の承認の後、役員の任期満了に伴う役員改選が行われ、新役員の紹介で総会は終了した。
 記念講演は、国交省中国地方整備局課長が、「業務の入札契約制度について」と題して、入札制度の仕組みや評価の仕方などを説明された。
 講演会の後は懇親会。理事長の
 「退会者が全国的にも多い。入会していてもメリットが少ないという理由が多いが、我々の協会では会員の技術向上を目指している。協会を、各社の技術向上のために大いに活用して頂きたい。」
というような開会の挨拶で始まった。
 懇親会では、名刺交換をしたり共通の知人や仕事の話などで過ごした。
 会場を出ると、外はいつの間にか雨。
 折りたたみ式傘をさして、ほろ酔い気分で雨の街を歩き、少々混んでいる路面電車で広島駅へ行き、帰りの新幹線は「のぞみ」で岡山駅まで帰り、宇野バスで帰宅した。