昨日の午後と本日の午前、岡山市内のホテルで、中小企業家同友会の全国共同求人交流会が開催された。
私は都合により、昨日だけ参加させていただいた。
共同求人に参加されているだけあって、皆さん新卒者採用には積極的だ。
当社では、中途採用は会社にない技術やノウハウを取り入れたり、労働力の補充のために採用することが多いが、新卒採用は労働力を補充するというだけではなく、会社の将来を作っていく素材として採用するという意味が大きい。
もちろん一旦入社し、協働が始まれば中途採用者も新卒採用者も区別なく、会社の将来を期待する人財であることに変わりはない。
共同求人交流会のグループ討議の時、
「売上を作っていくのは人である。人がいるから売上がある。売上が確保できないから人を採用しないというのは、少し違うのではないだろうか。」
と発言された方がいる。
確かにその通りである。
しかし、不況時にこう言えるのは、経営理念に基づいた完成度の高いシステムと、社員教育が必要だと思う。
忙しい時は「猫の手も借りたい」と言うことがあるが、不況時には猫の手ではどうにもならない。常識を持った人の手が必要だ。
さらに、現在のような超不況時には、ただの人手では会社を維持発展させていくには難しいこともある。
人材を人財とし、経営指針に基づき、一人ひとりの持てる力を十分発揮できる仕組みづくりと、時代の変化に応じたシステムが必要だと思う。
全国共同求人交流会
2009/12/04 社長ブログ