大事をなさんと欲せば小なることを怠らず

2009/12/17 社長ブログ

 先日、日本創造教育研究所から22TTという長期セミナーの最終講座で、田舞代表が講演された時のCDを送っていただいた。
 この講演は、次の言葉で結ばれていた。

 大事をなさんと欲せば、小なることを怠らず勤(いそし)むべし、小積もりて大となればなり。凡(およ)そ小人の常、大なる事を欲して、小なることを怠り、出来難き事を憂いて出来易きことを勤めず。夫(そ)れゆえ、終に大なる事あたはず。夫れ大は小を積んで大なる事を知らぬ故なり。

 これは、二宮尊徳の「積小為大」の教えであるが、世の中の先行きに一抹の不安が感じられる現在、何か元気づけられる思いがした。
「出来難き事を憂いて出来易きことを勤めず」
というところが、特に心に残った。
 まず、できることを確実にやっていくということを忘れないようにしようと思う。