お知らせ


魚の骨

2012/06/14 社長ブログ

 今日は、倫理法人会の倫理経営講演会に出席し、午後9時過ぎに帰宅した。
 昼からなにも食べていないので、お腹が空いていた。
 夕食のブリの煮つけの身を、箸で大きくつまんで口に入れ、飲み込んだ。
 すると、のどに骨がひっかかった。
 なかなかとれない。
 女房はごはんをまる飲みしろと言うが、ごはんをまる飲みしたぐらいではとれそうにない。
 サバの骨は以前にものどに引っ掛ったことがあるので、用心するがブリには小骨が少ないのと、お腹が空いていることもあって油断した。
「耳鼻科へ行かなくてはならないかも」
と思いながら、洗面所でうがいをしながらゴホゴホやっているうちに、なんとか引っ掛った骨を吐き出すことができた。
 長さが3cmほどあった。
 お腹が空いているからといって、ブリはのどに引っ掛るような骨はないだろうと思って、いきなり飲み込むと危険なのが身に染みて分かった。
 安心だと勝手に思い込んで、用心もせず、いきなり飲み込むとろくなことにならないことがあるのは、仕事や他のことでも言えるのかも知れない。

車は取扱い厳重注意の凶器と同じ

2012/05/01 社長ブログ

 先日から、大きな死亡交通事故が続いた。
 京都で歩行者が犠牲になった2件とバス事故。
 いずれも運転時に居眠り等で意識を失って、歩行者の列や防音壁にブレーキをかけずに突っ込んで、大惨事になった。
 車は扱い方によって、自分だけではなく、他人の幸せも未来も奪い取る凶器になる。
 車は非常に便利な道具であるし、ドライブも楽しいが、場合によっては人を不幸のどん底に陥れる。
 車を運転する時は、人の命をも奪いかねない取扱い厳重注意の危険な物を取り扱っているという意識をしっかり持つべきだ。
 そうすれば、居眠りなんかできないだろう。
 以上、自分にもしっかり言い聞かせる。

オートメーションが普及すれば

2012/04/12 社長ブログ

 昨日は、岡山県中小企業家同友会の同友会大学最終講があった。
 講義は岡山大学の教授が、経済の仕組みについて分かりやすく説明してくださった。
 現在の金融危機とか不況の要因のひとつは、生産能力の過剰ということらしい。
 今はあまり使われない言葉に、オートメーションという言葉がある。
 この言葉を初めて聞いたのは、まだ小学生の頃だった。自動的に物を造りだす機械ということで、オートメーションが普及すれば遊ぶ時間が増えるというような感覚だったと思う。
 しかし、現実は人手が少なくてたくさんものが造れるのだから、雇用が減る。失業者が増える。庶民の賃金は少なくなり、物を買わなくなる、あるいは買えなくなる。だから作っても売れず不況になる、というような状態になっているようだ。
 生産技術の進歩は、国民から仕事を奪い、国民総幸福度は低下していくのだろうか。
 国民総幸福度を向上させるためには、大きな政府にして、労働時間と所得の分配を調整すればいいと、私なりに思うがどうなのだろう。

中小企業家同友会 岡山大学提供講座

2012/04/09 社長ブログ

 3年前から始まった岡山県中小企業家同友会から岡山大学への提供講座は、今回で4回目になる。
 この講座は岡山大学経済学部で、「現代中小企業論~日本経済の再生と中小企業の役割」として、4月9日から7月30日までの計15回開かれる。
 岡山県中小企業家同友会は、「よい会社をつくろう、よい経営者になろう、よい経営環境をつくろう」という3つの目的に向かって、「自主、民主、連体」の精神で活動している経営の勉強と経営環境改善運動の会である。
 中小企業家同友会の理念のひとつに、「国民や地域と共に歩む中小企業」をめざすというのがある。
 中小企業白書によると、事業数の99%が中小企業で、雇用の約7割を占めている。
 従って、中小企業が良くならないと、雇用も増えないし、地域も良くならないという思いで日々自社の経営に、そして同友会活動に勤しんでいる。
 中小企業家同友会は、いわば中小企業のおやじさんやおかみさんが多い会であるが、中小企業である。
 自社の経営活動を通じて地域を良くし、幸せの見える社会をつくっていこうという志がある。
 学生が、中小企業経営者の生の声を聴き、中小企業で働く人々の生きざまを感じ取って、今後社会へ向けての志をたてるうえで役立ててほしいと思う。

建築士定期講習受講

2012/03/28 社長ブログ

 今日は、建築士定期講習を受講した。
 これは平成20年に建築士法で定められた講習で、『近年の建築技術の高度化に伴い、建築物の高層化、大規模化、複雑化等が進展し、建築基準法令の改正等も頻繁に行われるなど、これにあわせて常にその知識を更新していかなくては、業務の適正な実施を確保し得ない状況になっているため』ということで、3年毎の受講が義務付けられた。
 講義内容は、姉歯構造設計偽装問題の影響をうけて、厳格化された法令と職業倫理に関することが多かった。
 昼食は、久しぶりに家内の手作りの弁当である。
 会場で食べ終わった後、
『今、弁当を食べて済んだ。おいしかった。ありがとう。』
と、携帯電話でメールを打っておいた。
 午後からも45分間、法令に関する科目の講義があり、休憩を挟んで2時間ぶっ続けで、最近の新技術、最近の重要技術項目等の講義があった。集中力して勉強するには、私には2時間は長すぎる気がした。
 最後は、終了考査。一定の点数がなければ受講の修了が認められないということであるが、多分大丈夫だと思う。
 今回のテキストのなかの職業倫理の項目で
『建築士にとって、職業倫理とは、法を守る精神をもち、仕事を依頼した人たちのために誠実に常に最前の仕事をする心をもつこと。』
とある。
 これは、建築士だけではなく、仕事に携わるすべての人に言えることだと思う。

新年会と帰りのバス待合室にて

2012/01/21 社長ブログ

 今日は、社員が中心となって運営している厚生会の総会、新年会が、岡山市中心部にある焼肉店であった。
 食事のメニューは、焼肉のコースと飲み放題で、生ビール1杯とマッコリ7杯飲んだ。
 焼肉は、塩タン、カルビ、ホルモン、鶏モモ等で、なかなか旨かった。
 店へ偶然同時に入った予約なしの客は、
「40分待ちです。」
と言われていたから、人気がある店なのだろう。
 飲食の後に、総会が開かれ、前年度の会計報告や今後の会のありかたなど、社員間で活発な討議が行われた。
 総会が終わって、店を出たのは午後10時少し前。
 最終のバスに乗るため、バスセンターへ行くと、数人の客がベンチに並んで座って四御神行きのバスを待っていた。
 そのうちの最後尾に座っている、50代後半と思われる客は、かなり酔っているようだ。
 いったんその客の隣に座り、トイレへ行って帰ってみると、その客は横になって寝ていた。
 しばらくしてバスがきた。
 酔払った客はまだ起きないので、
「四御神行きが来ましたよ。」
と体を軽く揺すって声をかけた。すると
「四御神行き来ましたか。ありがとう、ありがとうよ。」
といって起きた。
 先にバスの方へ歩き振り返ると、その客を30代位の男性が親切に腕を支えて歩いていた。
 酔った客は、支えられながら千鳥足で
「ありがとう、ありがとうよ。」
を繰り返してバスに乗った。

今年も終わり

2011/12/31 社長ブログ

 今年も残すところ数十分となり、テレビは今紅白歌合戦が流れている。
 今年は、大きな災害や身の回りでも好ましくない出来事があったが、総じて良い年であったと思う。
 念頭に決意した月に一度以上の墓参りは、達成できた。
 会社の業績は、リーマンショック前まで回復させることができた。
 今回の業績回復は、社員の努力と経費の削減、システムの見直し等により無駄を省くことによって達成できた所が多い。
 当社の仕事は受注生産で、当然ながら在庫ができないので、仕事が多い時期には、社員にかなり負担をかけている。
 来年は、さらにシステム改善や方針の見直しなどにより、ワークワークバランスを考慮した運営を目指していきたい。
 そのためには、当社の持ち味をいかして付加価値を高めることが必要だと思う。
 来年は、社員満足、顧客満足、そして経営としても満足できるよう努力していこうと思う。

休日出勤

2011/12/10 社長ブログ

 今日は、会社は休日の土曜日であるが、朝9時頃出社すると、男子2名 女子1名の社員がすでに仕事をしていた。
 11時半頃一旦帰宅し、軽く昼食をとって午後1時に経営指針成文化セミナーの会場へ行った。
 経営指針成文化セミナーは、経営指針成文化のフォロー委員として参加した。
 午後4時頃セミナーは終わり、会社へ戻ると、さらに女子社員1名が出社していた。
 6時前後には、3名の男子社員が次々と現場から帰社した。
 仕事に責任を持って頑張ってくれている社員に感謝。
 しかし、近年仕事量が月によって差が大きいとはいえ、ライフワークバランスを考えると、残業や休日出勤を少なくすることは、解決しなければならない今後の課題だ。
 ところで、今日は皆既月食。
 帰宅して、夜は更けて、
 夜空の明るくきれいな満月に、
 地球の影が映って、月は欠けてきて、
 赤く暗い月となった天体ショーを見ていると、
 そのスケールの大きさに、
 自分の気分まで大きくなった気がする。

道義から外れた行為

2011/12/07 社長ブログ

 昨日、岡山県中小企業家同友会東備支部の役員会から帰る途中、柔道金メダリストの内柴容疑者が逮捕されたニュースが流れていた。
 内柴正人容疑者は、九州看護福祉大の女子柔道部員数人と飲食店で酒を飲み、泥酔した10代の部員を泊まっていたホテルの部屋で暴行した疑いが持たれている。
 内柴容疑者は、「合議の上だった」と主張しているらしい。
 しかし、仮に合議の上だとしても、、柔道の先生が、泥酔した未成年の女子の教え子に暴行を働くなんて許せたものではない。
 立場を弁える理性より、性的な本能が勝ったのだろうが、保護する立場のものがこんなことをやるなんて、道義に外れているし、生き方としてかっこ悪い。
 武道を志し、その頂点に立った者らしく、正義感に燃えたかっこいい生き方をしてもらいたいものだ。
 武士道はどこへいったのだ。

出張帰りの社員

2011/12/03 社長ブログ

 先日、瀬戸内の島から海上ボーリングの仕事を終え、半月ほどの出張から二人の社員が帰ってきた。
 宿泊代は、当社総務課が島内にある旅館と、帰ってから後日銀行振込と契約しており、社員は旅館のおかみさんから請求書を預かって帰ってきた。
 そして昨日、経理担当者が、支払いのことで宿泊していた旅館に電話した時のことである。
 電話にでられた旅館のおかみさんが、用件が済んだ後に、
「うちへ泊っていただいていたおたくの社員さん、二人とも真面目ですね。もくもくと仕事をされていました。今時珍しい若者だと思います。良い社員さんがいらっしゃいますねえ。」
と仰っていたという。
 やはり、自社の社員を褒められると嬉しい。
 今度の朝礼で、報告しようと思う。