お知らせ


ただいま経営指針書作成中

2008/08/12 社長ブログ

 毎年この時期になると、来期の経営指針書作成に本腰を入れる。
 今期の反省と来期の年度方針、数値目標の設定を決める。
 今期は、売上は伸びたが、原材料の値上がり等も影響して、粗利がこれに伴っていない。価格競争に巻き込まれていることもある。
 「日本でいちばん大切にしたい会社」という本の中で、「敵をつくらない」ということを方針のひとつとして掲げ、48年間増収増益の会社が紹介されていた。これはオンリーワンを目指すということである。
 オンリーワン、自社だけの商品、サービスが価格競争に巻き込まれないためには必要なことであることはずっと前からいわれてきたが、これを実行しようと思えば、なかなか難しい。
 来期こそは、自社の特色や強みを見直して、当社だからできる商品、サービスをお客様に提供したい。
 経営指針に戻るが、経営指針は経営理念、経営方針・戦略、経営計画からなるもので、会社経営の軸となるものである。経営指針がないと全社の力や資源を生かした経営は難しいと思う。
 経営指針は経営の羅針盤であるともいわれている。

東京日帰り出張

2008/08/08 社長ブログ

 8月7日 8時14分岡山駅発の新幹線で東京へ向かう。座席は3人掛けで隣には外国人と日本人の二人。話しているのは英語。
 11時33分東京駅着。そのまま山手線で大塚駅まで行き下車。
 非常に暑い。目的地である中同協事務所近くの食堂に入る。混んでいるので合席。昼定食(さばの味噌煮と讃岐うどんそれにご飯)を注文する。味はまあまあといったところだが、おかみさんは非常に愛想が良いので、また来ようかと思った。
 12時50分頃中同協の会議室に入る。今日の会議は企業革プログラム検討プロジェクト会議。出席予定メンバーは14人だが、ほとんど揃っていた。
  議題は、企業変革プログラムの成熟度診断最終版についてと、本編の内容と作成の進め方についてが主である。
 議長から「世の中はまた不況に向かっていると言われている。以前バブルが崩壊して、不況になった時は、多くの同友会退会者がでた。今度はそのようなことがないよう、今取り組んでいる企業変革プログラムを不況に耐える企業に変革できるツールにしたい。」の発言があった。
 プロジェクトメンバーは各同友会の経営委員長や正副代表理事が多く、レベルの高い討議が進められた。
 17時に終了。岡山同友会の経営指針成文化セミナでお世話になっている奥長先生に挨拶をしたあと、事務所を出る。
 帰りの新幹線までには1時間半ほどあるので、上野で途中下車し、居酒屋へ立ち寄る。冷奴、焼鳥、生レバ、生ビールを注文。なぜか東京の生レバはいつもおいしく感じる。
 18時50分東京駅発の新幹線に乗る。隣りの座席には、初老のご婦人。神戸駅で降りられるとき、棚の荷物を下ろすのを手伝ってあげたら、すごく丁寧にお礼を言われた。
 22時14分岡山駅着。

岡山県東備地区

2008/08/06 社長ブログ

 岡山県中小企業家同友会で、東備支部の設立に向けて活動していくことが決まり、昨日最初の具体的行動として、東備支部設立のPRと増強活動が行われた。
 東備地区は、主に中生代白亜紀の火山岩類である流紋岩を基岩とする山地や丘陵が多く、瀬戸内海まで達している。
 吉井川によって形成された沖積平野が長船、邑久方面に広がっているが、他の地域には大きな平野は見られない。
 東備地区の平野は、分散されている地域が多いが、形成された時代が比較的古いためか、史跡などは豊富なようである。
 東備地区は、岡山市より西の地域に比べて、道路事情などのためか、やや発展が遅れているように感じる。
 同友会の東備支部設立が、この歴史ある地域の発展に貢献できればと願い、支部設立の運動に参加させていただくことにした。

中小企業は利益圧縮危機

2008/08/04 社長ブログ

 「不況下、中小企業は利益圧縮危機」、今日届いた中小企業家しんぶんの見出しのひとつである。
 特に、建設業は建築確認申請の遅れによる受注減と資材高騰のダブルパンチにより業況判断指数が、極端に悪化しているという。
 また、先日のテレビニュースでも、金融機関の中小企業への貸し渋りが見られると報じられていた。
 そのためか、倒産情報のFAXが通常よりかなり多く入ってくる。
 資材等の高騰分を、なかなか価格転嫁できない中小企業にとって、まさに正念場といえる。
 この現状を乗り切るのに何が必要かを考えてみると、
 価格転嫁の努力。
 顧客の立場にたって、本当にお客様が必要としているものは何か、何を望まれているかをもう一度問い直し、今ある商品を見直す。
 自社の強み、特色を徹底的に分析して、強みを生かした新商品や販売方法を開発する。
 方法は無限、他にもいろいろ打開策はあると思う。今頭に浮かんだのは以上のようなことであるが、全社の英知を結集して乗り切りたい。
 当社では、9月より新しい期にいるので、来期の経営指針を練っている所である。
 来期の経営指針書作成には、今まで以上に力が入る。

I SO

2008/08/01 社長ブログ

 今日は、 午前9時より午後5時まで ISO 9001:2000 の中間審査があった。
 始めに全体会議のあと、審査員が各部門のヒアリング。最後にもう一度全体会議で観察事項の報告を受ける。
 大きな不適合はなく、よくできているとの評価をいただいた。
 ISOはシステムであり、科学的な運営のひとつであるとだと思う。
 ISOには様々な取り決め事があるが、これを守り実行するにあたって、「決め事だからしょうがない」とか、「やらされている」という感覚で運営したら、かなりの負担に感じるだろう。
 一人ひとりがISOの主旨をよく理解し、ISOは会社を良くする道具、会社を良くすることによって、我々も良くなるんだという気持ちで日々の運営に携わることができればISOも楽しいものになるに違いない。
 そのためには、「この会社が好き」と思えるような環境づくりも必要だと思う。


ソフトボール大会

2008/07/29 社長ブログ

 7月26日、岡山県中小企業家同友会社員共育大学親睦ソフトボール大会が小串スポーツ広場で開催された。

 参加企業10社、12チームで、当社からは、社員やその家族、取引業者様を含めて15名が参加。

 開会式の後、猛暑のなか各チーム共、チームワークがよく、好試合が繰り広げられた。

 わがチームは健闘むなしく、早々と敗退することとなったが、最後まで観戦し、閉会式の後、かたづけて解散した。

出場最年少A君(小3)の必死のすべり込みに、
感動の涙を滲ませるわが営業部次長
 

富士山登山

2008/07/28 社長ブログ

 24日、京都まで新幹線で行き、京都からバスツアーで富士スバルラインを通って5合目に着いたのが16時頃。夕食をとり、17時過ぎに登山開始。ルートは吉田口登山道。標高3000mの東洋館へ到着したのが21時。ここで仮眠し、23時に頂上へ向けて出発。次々にリタイヤする人がでるなか、なんとか頑張っていたが、本八合目(標高3400m)で足が思うように動かなくなり、前進困難となる。ガイドさんの
「かなり辛そうですね。無理しない方がいいですよ。帰りもあることだし、ここらでやめられますか。」
と言われ、ここで登山を断念し、山小屋で休息。
 翌朝、ご来光を見て、頂上の方を見上げると、鳥居や頂上でなびく国旗が見える。なぜ無理してでも頑張って、頂上まで登らなかったのだろうといくぶんの後悔が胸をよぎる。
 10時頃5合目まで下山し、バスで河口湖温泉で汗と埃を洗い流した後昼食。久しぶりの生ビールがうまい。その後、バスで帰路に向かう。
 疲れたけれど、楽しく有意義な体験であった。
 今回、ツアー参加者44名のうち頂上まで到達できた者は24名とのこと。

 なぜ今回自分は頂上まで達することができなかったのだろうか。
 理由をあげれば、昨年より体重が4kg増えていたことや、今回はツアー参加のため、マイペースで登りにくかったことなどがあげられるが、一番大きな理由は、「昨年頂上まで登っていることだし、今回は無理して頂上まで登らなくてもいいか。」と最初から思っていたことである。
 そこそこでいいと思っていたら、そこそこなことしかできない、ということであろう。

 帰りのバスで、となりの席に座っていた方は今回で9回目の富士登山で、天候で頂上まで行けなかったことが3回あるが、それ以外は毎回頂上までいっているとのこと。年齢を聞けば私より10才年上。
 今度は、体重を落とし、トレーニングし、余裕を持って、頂上を制覇しようと心に決める。


2008年7月25日午前4時48分
本八合目にて

目当て

2008/07/23 社長ブログ

 明日からの富士山登山に備えて体を慣らしておこうと思い、先日の休日に、自宅から歩いて、竜ノ口登山古道から竜ノ口八幡宮、龍ノ口山(標高257m)、龍ノ口西山を経て史跡の賞田廃寺跡へ降りて、帰宅した。
 5月に同じコースを通った時は2時間半で帰れたが、今回は猛暑のため4時間近くかかった。
 脱水症を警戒して、途中水分補給のため休憩を多く取ったのと、暑さのためペースがゆっくりであったためである。
 登口まで行く途中の工事現場で会ったガードマンと、
「今日は朝から暑いですね。36度ぐらいまで気温があがるそうですよ。」
「そうですか。仕事大変ですね。私はこの暑いなか、好きこのんで山へ登ってきます。」
「気をつけて行ってくださいよ。」
というような会話をかわして登った。
 登りはじめるとしんどくて、途中竜ノ口八幡宮だけで下山しようとも思ったが、これくらいでやめたら富士山は登れないと思い、予定したコースを登って帰った。
 これも、富士登山という目当てがあったから、最後までやった。
 それに、富士登山がなかったら、この猛暑に山へ登ろうとすら思わなかっただろう。
 何事も、目当て、目的があるからがんばれるし、大変なことにも挑戦してみようという気になる。
 下山して飲んだ缶ビールが実にうまかった。

私心なき使命感と理念

2008/07/22 社長ブログ

 岡山県中小企業家同友会岡山支部7月例会は、H精神医学研究所 専務理事の報告であった。
 診療報酬の改定により、医療報酬が大幅に減少し、病院の経営が危機的状況に見舞われるなか、
「患者を社会復帰させたい。患者の後にいる家族のことを思うと、この病院を潰せない。」
と熱く語る専務理事のお話は感動的であった。
 私心なき使命感と理念を持って、経営に取り組んでいるのを感じると、心から応援したくなる。
 会社にしても、地域から「この会社を潰したくない。」と思われるような、地域になくてはならない会社になることが、本当にいい会社になる重要な要件だと改めて確信した。

社内勉強会

2008/07/18 社長ブログ

 明日は、、社内勉強会。
 当社では、数年前から毎週第3土曜日に、1日かけて業績発表と社内勉強会を実施している。
 勉強会の内容は、最初の頃は技術的なものが主であったが、最近では組織運営やビジネスマナー、人間的向上に関するものを多く取り入れている。
 時代の変化に対応し、潰れない強い会社にするには、技術力は勿論であるが、社長をはじめ、社員の人間的成長が欠かせない。
 それに、仕事のやりがいは、生活を守ること、社会貢献、成長できること、が満たされているかどうかが大きいと思う。
 「役職が上の者が成長しないと下の者はモチベーションが低下する。上の者が成長しなければ、成長していく社員はやめていく。」
と中同協の経営委員長が言われた。その通りだと思う。
 人間的成長は、現在人間ができているかどうかということではなく、成長していこうと心がけているかどうかだと思う。
 今日はこれから中小企業家同友会の例会で、病院の専務理事の報告。しっかり学んで明日の勉強会に生かそうと思う。