明日は、、社内勉強会。
当社では、数年前から毎週第3土曜日に、1日かけて業績発表と社内勉強会を実施している。
勉強会の内容は、最初の頃は技術的なものが主であったが、最近では組織運営やビジネスマナー、人間的向上に関するものを多く取り入れている。
時代の変化に対応し、潰れない強い会社にするには、技術力は勿論であるが、社長をはじめ、社員の人間的成長が欠かせない。
それに、仕事のやりがいは、生活を守ること、社会貢献、成長できること、が満たされているかどうかが大きいと思う。
「役職が上の者が成長しないと下の者はモチベーションが低下する。上の者が成長しなければ、成長していく社員はやめていく。」
と中同協の経営委員長が言われた。その通りだと思う。
人間的成長は、現在人間ができているかどうかということではなく、成長していこうと心がけているかどうかだと思う。
今日はこれから中小企業家同友会の例会で、病院の専務理事の報告。しっかり学んで明日の勉強会に生かそうと思う。
お知らせ
社内勉強会
魚の値段
漁船の燃料代が高騰し、漁にでれば赤字になるという。容易に経費を商品の価格に転嫁できないのは、我々中小企業も同じである。
商品の価格は、製造経費、人件費、利益などを合計して決めるのではなく、市場で価格が決まって、その価格で生産して利益がでるようにしなければならないということだと思う。
しかし漁業に限らず、今回のように急激に燃料などの経費や材料費があがればなかなか対応できない。
国をあげて日本の漁業や農業、及び中小企業を守っていただきたいと思うと共に、「経営者である以上、いかに環境がきびしくとも、時代の変化に対応して、経営を維持し発展させる責任がある」と決意を新たに戦略を見直して挑戦していく必要を強く感じる。
事故やクレーム等の報告について
当社では、現在のところ大きな事故は幸いにもないものの、小さな事故やクレームは時々にある。
事故やクレームはあってはいけないが、あった場合にはこれを業務改善のきっかけとしたい。
クレームは処理のしかたによっては顧客にますます信頼されるチャンスになることはよく言われる。
一番問題なのは、事故やクレームがあっても、「これくらいは報告しなくていいだろう。」と自分なりの判断で報告しないことであり、お客様から話があって初めて営業の担当者や上司が知ることである。
そこで当社では、事故やクレームを起こしたことに関しては原則として処罰しないが、事故やクレームを報告しなかったり隠したりした場合は厳罰に処すとして通達した。
また、何か問題が起きた場合、誰が悪いとかではなく、現状を客観的に把握し、問題を解決し、改善していくことがビジネスにおいては大切である。
そのためにも素早い報告、連絡、相談が求められる。
中小企業家同友会定時総会
7月10日から2日間、中小企業家同友会全国協議会第40回定時総会が埼玉県で、「人と企業を育て、地域の未来を担う同友会運動を!」というスローガンのもとに開催された。
全体会のあと、18の分科会に分かれた。
私は第4分科会で、テーマは「同友会がめざす企業づくりを具体的にイメージしよう」というもので、企業変革支援プログラムという、経営の自己診断のプログラムに関する勉強会である。
報告者の最後のまとめの中で、「社長が勉強し成長していかなければ、部下のモチベーションは下がるし、成長もしない、成長する社員はやめていく。」といわれたことが心に残った。
社長や幹部の成長課題や会社の方向性を明らかにするツールがいま同友会で進めている「企業変革支援プログラム」である。
同友会内や社内でも大いに利用して、良い経営者、良い会社作りに向かって前進したい。
環境対策は倹約から
環境対策としては、以前から使っている3ナンバーの乗用車は長距離を走る時だけ使うことにして、通勤や近距離走行は昨年整備工場の経営者からもらった軽乗用車を使用している。
市街地行では、同じガソリン量で3ナンバー車の3倍近く走る。
食品は、遠くから運ばれてきたものではなく、地元でとれたものを優先的に選ぶようにしている。
また朝食を、輸入された小麦粉を使用して工場で加工されたパンとかではなく、米のご飯にすることもエコにつながると思う。
その他、使用済みのコピー用紙の裏紙の使用、弁当を買っても割り箸をもらわず自分の箸を使う、洗面所の手ふき用の紙を使わず、自分のハンカチを使うなどを心がけている。
環境対策は、エネルギーをできるだけ使わない、物を使い捨てにしない等、経済的節約に通じるので、できるだけお金を使わないことが有効な環境対策になるかも。
教育講演会
岡山県中小企業家同友会では、豊かな人間性に裏打ちされた知識と感性を持った人材を育てようと社員教育にも力を入れている。
昨日、その一環として行われる教育講演会の実行委員会があった。
本年度の教育講演会開催日は11月14日、講師はノートルダム清心学園 理事長 渡辺和子氏を予定している。
渡辺理事長の講演は、テープで一度聴かせていただいたことがある。
「相手を『許せない』ということは、『恨めしや~』という幽霊のような生き方で、私はそんな生き方はしたくない。許した時に自由な生き方ができる。」
とか、
「神様の前でお賽銭をあげて、『家内安全 商売繁盛』と願い事をする。まるで自動販売機。でも神様はその人が望むものではなく、その人に必要な物を与えてくださる。お金を入れてビールのボタンを押しても烏龍茶がでてくるかもしれない。その時その人には烏龍茶が必要なのだから、与えられたものをありがたくいただくことが大切だ。」
ということ等、ひとつのテープで多くのことを学ばせていただいた。
今から講演会が楽しみである。
四国が梅雨明け
四国の梅雨明けが発表された。例年より13日早いそうだ。
こうも早く梅雨が明けると、香川県の水不足が気になって、インターネットで早明浦ダムを検索してみると、貯水率100%となっていた。
空梅雨ではなかったということだろう。
今年は猛暑が長く続きそうなので、体調管理には十分気をつけたい。
また、暑さによる気の緩みからくる交通事故や現場での事故も心配なので、注意を徹底したい。
暑く長くなりそうな今年の夏を、気を入れて楽しみたい。
原油・穀物の値上げの影響
穀物の値上げの影響は実感としてはやや感じている程度。
原油高の方は、車の燃料代がひびいているが、まだ自社としては深刻ではない。
ずっと昔は、自動車に乗ることは贅沢なことだったし、エンゲル係数(家計の支出に占める食費の割合)も高かった。
贅沢をせず、不便でも車をできるだけ使わなければ、今回の事態は個人としては、乗り切ることができる。
車を使わなければ自然環境にもよいし、昔の日本の生活に戻るだけ。
でも、みんなが節約すれば景気はますます悪くなる。
運送業や漁業等、原油の値上げが直接影響される業界では死活問題となっている。
社会情勢や自社をとりまく経営環境も不安である
後は政治に期待するしかないのだろうか。
全国安全週間
7月1日~7月7日は、全国安全週間 スロガーンは、
「トップが率先 みんなが実行 つみ取ろう職場の危険」
ということで、私も自社の安全パトロールに参加してきた。
地質調査の現場と地盤改良工の現場を巡回し、危険箇所や機械や備品に不具合な所があるかどうかを詳細にチェックしたが、今回は大きな指摘事項は見あたらなかった。
これで安心することなく、スローガンの通り、職場の危険をつみ取ると共に、安全への意識づけを継続して実施していこうと思う。
下の写真は、チェックが終わって、喫煙場での休憩。
今日から7月 燃料値上げ
テレビ報道番組やワイドショーで、燃料の値上げが報じられている。
ガソリンが高くなったために、エコ運転やできるだけマイカーに乗らないようにすることは、CO2の削減になり地球温暖化対策には好ましいことであるが、経済面ではひっ迫した状態になっている。
中学生の時、理科の先生が「石油はあと30年ぐらいしかもたないだろうと。その後はたぶん原子力の時代が一時的に来るだろう。」と言われていたのを思い出す。
あれから40年以上たったが、新しい油田が開発されて石油は当時より多く使われている。
次が原子力の時代かどうかは分からないが、国や企業はもっと早く化石燃料から脱却した社会を目指すべきであったと思う。
足もとに火がつくか、環境が変わらないと本気で取り組めないのは、自分だけではないということであろうか。