今日は、 午前9時より午後5時まで ISO 9001:2000 の中間審査があった。
始めに全体会議のあと、審査員が各部門のヒアリング。最後にもう一度全体会議で観察事項の報告を受ける。
大きな不適合はなく、よくできているとの評価をいただいた。
ISOはシステムであり、科学的な運営のひとつであるとだと思う。
ISOには様々な取り決め事があるが、これを守り実行するにあたって、「決め事だからしょうがない」とか、「やらされている」という感覚で運営したら、かなりの負担に感じるだろう。
一人ひとりがISOの主旨をよく理解し、ISOは会社を良くする道具、会社を良くすることによって、我々も良くなるんだという気持ちで日々の運営に携わることができればISOも楽しいものになるに違いない。
そのためには、「この会社が好き」と思えるような環境づくりも必要だと思う。
お知らせ
I SO
ソフトボール大会
7月26日、岡山県中小企業家同友会社員共育大学親睦ソフトボール大会が小串スポーツ広場で開催された。
参加企業10社、12チームで、当社からは、社員やその家族、取引業者様を含めて15名が参加。
開会式の後、猛暑のなか各チーム共、チームワークがよく、好試合が繰り広げられた。
わがチームは健闘むなしく、早々と敗退することとなったが、最後まで観戦し、閉会式の後、かたづけて解散した。
出場最年少A君(小3)の必死のすべり込みに、
感動の涙を滲ませるわが営業部次長
富士山登山
24日、京都まで新幹線で行き、京都からバスツアーで富士スバルラインを通って5合目に着いたのが16時頃。夕食をとり、17時過ぎに登山開始。ルートは吉田口登山道。標高3000mの東洋館へ到着したのが21時。ここで仮眠し、23時に頂上へ向けて出発。次々にリタイヤする人がでるなか、なんとか頑張っていたが、本八合目(標高3400m)で足が思うように動かなくなり、前進困難となる。ガイドさんの
「かなり辛そうですね。無理しない方がいいですよ。帰りもあることだし、ここらでやめられますか。」
と言われ、ここで登山を断念し、山小屋で休息。
翌朝、ご来光を見て、頂上の方を見上げると、鳥居や頂上でなびく国旗が見える。なぜ無理してでも頑張って、頂上まで登らなかったのだろうといくぶんの後悔が胸をよぎる。
10時頃5合目まで下山し、バスで河口湖温泉で汗と埃を洗い流した後昼食。久しぶりの生ビールがうまい。その後、バスで帰路に向かう。
疲れたけれど、楽しく有意義な体験であった。
今回、ツアー参加者44名のうち頂上まで到達できた者は24名とのこと。
なぜ今回自分は頂上まで達することができなかったのだろうか。
理由をあげれば、昨年より体重が4kg増えていたことや、今回はツアー参加のため、マイペースで登りにくかったことなどがあげられるが、一番大きな理由は、「昨年頂上まで登っていることだし、今回は無理して頂上まで登らなくてもいいか。」と最初から思っていたことである。
そこそこでいいと思っていたら、そこそこなことしかできない、ということであろう。
帰りのバスで、となりの席に座っていた方は今回で9回目の富士登山で、天候で頂上まで行けなかったことが3回あるが、それ以外は毎回頂上までいっているとのこと。年齢を聞けば私より10才年上。
今度は、体重を落とし、トレーニングし、余裕を持って、頂上を制覇しようと心に決める。
2008年7月25日午前4時48分
本八合目にて
目当て
明日からの富士山登山に備えて体を慣らしておこうと思い、先日の休日に、自宅から歩いて、竜ノ口登山古道から竜ノ口八幡宮、龍ノ口山(標高257m)、龍ノ口西山を経て史跡の賞田廃寺跡へ降りて、帰宅した。
5月に同じコースを通った時は2時間半で帰れたが、今回は猛暑のため4時間近くかかった。
脱水症を警戒して、途中水分補給のため休憩を多く取ったのと、暑さのためペースがゆっくりであったためである。
登口まで行く途中の工事現場で会ったガードマンと、
「今日は朝から暑いですね。36度ぐらいまで気温があがるそうですよ。」
「そうですか。仕事大変ですね。私はこの暑いなか、好きこのんで山へ登ってきます。」
「気をつけて行ってくださいよ。」
というような会話をかわして登った。
登りはじめるとしんどくて、途中竜ノ口八幡宮だけで下山しようとも思ったが、これくらいでやめたら富士山は登れないと思い、予定したコースを登って帰った。
これも、富士登山という目当てがあったから、最後までやった。
それに、富士登山がなかったら、この猛暑に山へ登ろうとすら思わなかっただろう。
何事も、目当て、目的があるからがんばれるし、大変なことにも挑戦してみようという気になる。
下山して飲んだ缶ビールが実にうまかった。
私心なき使命感と理念
岡山県中小企業家同友会岡山支部7月例会は、H精神医学研究所 専務理事の報告であった。
診療報酬の改定により、医療報酬が大幅に減少し、病院の経営が危機的状況に見舞われるなか、
「患者を社会復帰させたい。患者の後にいる家族のことを思うと、この病院を潰せない。」
と熱く語る専務理事のお話は感動的であった。
私心なき使命感と理念を持って、経営に取り組んでいるのを感じると、心から応援したくなる。
会社にしても、地域から「この会社を潰したくない。」と思われるような、地域になくてはならない会社になることが、本当にいい会社になる重要な要件だと改めて確信した。
社内勉強会
明日は、、社内勉強会。
当社では、数年前から毎週第3土曜日に、1日かけて業績発表と社内勉強会を実施している。
勉強会の内容は、最初の頃は技術的なものが主であったが、最近では組織運営やビジネスマナー、人間的向上に関するものを多く取り入れている。
時代の変化に対応し、潰れない強い会社にするには、技術力は勿論であるが、社長をはじめ、社員の人間的成長が欠かせない。
それに、仕事のやりがいは、生活を守ること、社会貢献、成長できること、が満たされているかどうかが大きいと思う。
「役職が上の者が成長しないと下の者はモチベーションが低下する。上の者が成長しなければ、成長していく社員はやめていく。」
と中同協の経営委員長が言われた。その通りだと思う。
人間的成長は、現在人間ができているかどうかということではなく、成長していこうと心がけているかどうかだと思う。
今日はこれから中小企業家同友会の例会で、病院の専務理事の報告。しっかり学んで明日の勉強会に生かそうと思う。
魚の値段
漁船の燃料代が高騰し、漁にでれば赤字になるという。容易に経費を商品の価格に転嫁できないのは、我々中小企業も同じである。
商品の価格は、製造経費、人件費、利益などを合計して決めるのではなく、市場で価格が決まって、その価格で生産して利益がでるようにしなければならないということだと思う。
しかし漁業に限らず、今回のように急激に燃料などの経費や材料費があがればなかなか対応できない。
国をあげて日本の漁業や農業、及び中小企業を守っていただきたいと思うと共に、「経営者である以上、いかに環境がきびしくとも、時代の変化に対応して、経営を維持し発展させる責任がある」と決意を新たに戦略を見直して挑戦していく必要を強く感じる。
事故やクレーム等の報告について
当社では、現在のところ大きな事故は幸いにもないものの、小さな事故やクレームは時々にある。
事故やクレームはあってはいけないが、あった場合にはこれを業務改善のきっかけとしたい。
クレームは処理のしかたによっては顧客にますます信頼されるチャンスになることはよく言われる。
一番問題なのは、事故やクレームがあっても、「これくらいは報告しなくていいだろう。」と自分なりの判断で報告しないことであり、お客様から話があって初めて営業の担当者や上司が知ることである。
そこで当社では、事故やクレームを起こしたことに関しては原則として処罰しないが、事故やクレームを報告しなかったり隠したりした場合は厳罰に処すとして通達した。
また、何か問題が起きた場合、誰が悪いとかではなく、現状を客観的に把握し、問題を解決し、改善していくことがビジネスにおいては大切である。
そのためにも素早い報告、連絡、相談が求められる。
中小企業家同友会定時総会
7月10日から2日間、中小企業家同友会全国協議会第40回定時総会が埼玉県で、「人と企業を育て、地域の未来を担う同友会運動を!」というスローガンのもとに開催された。
全体会のあと、18の分科会に分かれた。
私は第4分科会で、テーマは「同友会がめざす企業づくりを具体的にイメージしよう」というもので、企業変革支援プログラムという、経営の自己診断のプログラムに関する勉強会である。
報告者の最後のまとめの中で、「社長が勉強し成長していかなければ、部下のモチベーションは下がるし、成長もしない、成長する社員はやめていく。」といわれたことが心に残った。
社長や幹部の成長課題や会社の方向性を明らかにするツールがいま同友会で進めている「企業変革支援プログラム」である。
同友会内や社内でも大いに利用して、良い経営者、良い会社作りに向かって前進したい。
環境対策は倹約から
環境対策としては、以前から使っている3ナンバーの乗用車は長距離を走る時だけ使うことにして、通勤や近距離走行は昨年整備工場の経営者からもらった軽乗用車を使用している。
市街地行では、同じガソリン量で3ナンバー車の3倍近く走る。
食品は、遠くから運ばれてきたものではなく、地元でとれたものを優先的に選ぶようにしている。
また朝食を、輸入された小麦粉を使用して工場で加工されたパンとかではなく、米のご飯にすることもエコにつながると思う。
その他、使用済みのコピー用紙の裏紙の使用、弁当を買っても割り箸をもらわず自分の箸を使う、洗面所の手ふき用の紙を使わず、自分のハンカチを使うなどを心がけている。
環境対策は、エネルギーをできるだけ使わない、物を使い捨てにしない等、経済的節約に通じるので、できるだけお金を使わないことが有効な環境対策になるかも。