元厚生次官宅連続襲撃事件小泉容疑者の動機から
元厚生次官ら連続殺傷事件の容疑者小泉毅の動機が、子供のころ、保健所にペットを処分された復讐だとしている。
保健所にペットを処分されたのは34年も前のことで、本当にそのことが動機だろうかと報じられていたが、ありえないことではないと思う。
以前、知人が高校時代の同窓会に行った時、AさんがBさんに
「高校時代のあの時、、あなたは私にこんなひどいことを言った。それがずっと胸に残っている。」というようなことを酒の席で言って、Bさんを責めていた。ずっと悔しく思っていたんだね。かわいそうだった。」
と話してくれたことがある。
また、織田信長も執拗な性格だったらしく、司馬遼太郎「国盗り物語」によると、信長は、天正8年7月に譜代家老である林道勝を、追放している。
その理由が、信長が少年だったころ、林道勝が家中の重臣どもとしめしあわせて弟の織田信行をたてようとしたことで、
「24年前の旧悪だが、おれはいままで堪忍していた。もはや我慢しかねるゆえ、今日限り当家を出て行け。」
と言って、身一つで追放してしまった。
遺恨は何十年も、場合によっては生涯心に残るということだと思う。
決めるということ
先日11月21日に投稿した「社内における公平について」の記事を読み返してみた。
言い方を変えて、まとめてみると、
一、誰から見ても公平にということは所詮無理なことである。
二、だから決められたことは、いちいち不平に思わず、自分に与えられた条件として素直に受け入れろ。
三、決めるということは、上司の責任であり権限でもある。
四、部下を持つ者は、えこひいきのないよう公正な判断を目指せ。
五、そのためには組織運営や人格の向上を目指して学べ。
ということで、間違ってはいないと思うが、上から押しつけている感じがしないでもない。
社員全員と同じ目線で考え、表現することはなかなか難しいと感じた。
なお、上記の「二、」のことは、決められたあとのことで、事によっては決める前に、できるだけ社員全員の意見を聞くことが望ましいと思う。
また、社内で何かを決める際には、経営理念や経営方針など、経営指針に基づいて決定することが重要である。
社内における公平について
先日ある出来事から、社内において誰から見ても、公平に、平等に、差別なくということを実現するのは、不可能であることに気づかされた。
社内で、物事を公平に処理したり、平等に成長の機会を与えたり、差別なく部下と接することは、会社として目指すべき姿である。
しかし、人によって価値観、人生観、物の見方考え方が違うから、何事においても誰が見ても、公平に感じるようにすることは、不可能である。
社内全体の満足度を高めようとして、公平ということを主張すれば、社内のあらゆる所から、不公平と感じる事柄がでてきて、逆に不満を招く原因となりかねない。
個人として、満たすことのできない公平を追求し過ぎると、心も満たされない。
個人としては、公平を追求するよりも、与えられた環境を素直に受け入れるとともに、人に得を分け与えることができるような思いやりのある人間になることを、全社員が目指していくことができれば、徳のある素晴らしい社風となるのではないだろうか。
社内において、公平を徹底することは不可能であるが、目指すべきことであることに変わりはない。
組織内の公平を目指して物事の判断をするのは、上司の役割であり権限であると思う。
部下を持つ者は、どういうことが真に公平、平等であるか、差別していい事と差別すべきではないこと等を学び続けると共に、公正な判断ができるよう、人格の向上を目指していくことが望まれる。
雇用情勢悪化
今日の昼、テレビで、
「19日に開かれた自民党の雇用問題に関する会合で、厚生労働省は、世界的な金融危機の影響で、今後雇用情勢が急速に悪化し、失業率の上昇も、過去最悪を記録した平成14年よりも速いスピードで進むおそれがあると指摘した。」
といったニュースが流れていた。
こういう状況を反映してか、昨日行われた中小企業家同友会共同求人委員会主催の合同企業説明会には、前回と比べ多くの学生が訪れた。
当社のブースには、男女合わせて7名訪れ、訪れた方々に業務内容や経営方針などを説明した。
前回の説明会より、就職活動に意欲的な学生が多かったように思う。。
なかには、既卒者で、社会人として経験された方もおり、雇用情勢が厳しくなりつつあるのを感じさせられた。
今こそ、雇用の受け皿として、意欲的にどんどん採用といきたいが、こればかりは会社の実力をつけないと、思いだけで採用したのでは、経営が行き詰まる基となる。
やはり自社としては、当初の計画通り採用していく方針であるが、中小企業家同友会での活動を通じて、微力ではあるが中小企業の活性化に協力し、雇用拡大に貢献できればと思う。
そのためには、自社が不況に喘いでいては何もできない。
がんばろう!
渡辺和子氏講演
昨日、岡山県中小企業家同友会教育講演会が開催された。
講師は、ノートルダム清心学園の渡辺和子理事長である。
渡辺和子氏の講演は、以前テープで聴いたことがある。
その内容が目から鱗が落ちるような、素晴らしい内容であったので、その時から願っていた、中小企業家同友会での講演が実現した。
講演の内容もさることながら、控え室で名刺交換させていただいた時から、内から滲み出る素晴らしい人間力みたいなものを感じた。
講演会は、1000人を超える入場者数であったが、お会いして、また直に講演を聴いて、ファンが多いのがより理解できた。
ご高齢であるが、少しでも長く健康で人々の生きる力になっていただきたいと願う。
田母神航空幕僚長の論文を読んで
今問題となってる田母神幕僚長の論文を、インターネットで読んでみた。
日本を愛し、日本人として誇りを持たせる素晴らしい論文だと感じた。
この論文が、叩かれるのは日本が戦争に負けたからだと思う。
大東亜戦争が始まる前、アジア諸国の多くは白人の植民地になっていたのは事実である。
これらの国が独立国になったのは、大東亜戦争がきっかけになった。
過去に侵略の事実があっても、戦勝国に対して、侵略国だとか謝罪しろとか言っているのを聞いたことがない。
アメリカは戦争末期、瀕死の日本に原爆を落としたり、機銃掃射をしたりした。都市爆撃にしても、民間人が逃げることが困難な爆弾の落とし方をした。
これらの非道な行為に対して、日本は敗戦国だから何も言えない。
平家は悪者で、平清盛は極悪非道のようにいわれていることもあるが、これも敗者であるからだ。
本当に極悪非道の人物であれば、平治の乱の後、敵方の子である幼少の頼朝を生かしておかないだろう。
幕僚長の立場では、自衛隊員に日本のいいところを伝え、日本国民として誇りを持たせようとするのは当然だと思う。
政府としては、今回のような論文を幕僚長からだされたのでは、外交上非常にまずいので、論文を書いた本人を叱りとばしたという感じだ。
韓国や中国に気使うことがなければ、更迭するようなことはしないのではないだろうか。
所属する組織に誇りを持たせることが必要なのは経営者も同じで、自社に誇りを感じさせないないようでは、士気は上がらない。
山歩き
最近の運動不足解消に、標高225m程度にある竜ノ口八幡宮へ登った。
今日の10時前に自宅を出発し、旭川荘から参道を登って、竜ノ口八幡宮まで行き、グリーンシャワー公園へ下りた。
今年は台風が来なかったせいか、山道にはドングリがたくさん落ちていた。
どんぐりは、山に住む動物たちの餌になると聞いたことがある。
山の動物たちが、今年は飢えなくてすむかも知れないと思った。
山を下り、グリーンシャワー公園へでると、森のコンサートと題して、倉敷中央高校の吹奏楽部が演奏をしていた。
山林と調和して、とてもよい雰囲気で演奏されていた。
マズローの欲求5段階説
先日の社内勉強会で、マズローの欲求5段階説とマグレガーのY理論を学んだ。
マズローの欲求5段階説は、ご存じの方が多いと思うが、これについて簡単に述べると、
第1段階 生理的欲求
人間が生きる基本的な欲求で食物や水などに対する欲求。
第2段階 安全の欲求
自分の身を守るための欲求。
第3段階 社会的欲求。
自分を暖かく迎えてくれる集団などを求める欲求
第4段階 自我の欲求。
地位や名声の獲得、自尊心の満足などに対する欲求
第5段階 自己実現への欲求
目標達成、創造的活動、自己成長などに対する欲求。
低次の欲求が充足されると、より高次の欲求に対して関心が向けられていくとしている。
会社としては、上記の5段階を充足させることができる組織にしたい。
個人としては、第4段階までは足るを知るということが肝心だと思う。
特に、第4段階 自我の欲求 は、他人からの尊敬や、地位や名誉を獲得したいという欲求であるから、自分の評価は他人がするものとして、この段階はさっさと卒業し、自己実現の欲求に進むことが、よりよく生きるためには大切だと思う。
異常相場の裏側に潜む好材料
日経平均株価が、26年ぶりの安値水準を付け、金融市場の混乱が実体経済を下押しする懸念が強まっているが、その裏側に潜む好材料として、原油価格の下落を取り上げた記事が、今日の日本経済新聞に掲載されていた。
これによると、原油の国際相場が、3ヶ月余りで半値弱になり、円高ドル安の影響もあって、円換算で、原油輸入価格は3分の1まで落ち込んでいる。
世界全体からみると、日本が最も原油相場下落の恩恵を受けている。
また、原油を運ぶ大型タンカーの運賃が7月以降に急落しており、まだまだ下がる可能性が大きい。
ガソリン価格は、最も高かった8月初めから15%安くなっている。
経産省によると、仮にいまのガソリン価格の水準が続けば、8月の最高値が続いたケースに比べ、家計の負担は1世帯あたり年間約2万円軽くなる計算になるという。
とはいえ、かぎを握るのは、安くなった仕入れ価格が本当に末端まで反映されるかどうかだとしている。
原油価格が下がったことが、早く消費者まで反映され、家計の負担を軽くすると共に、経営の外部環境悪化を食い止める材料になってほしいものだと思う。
浜坂漁港カニ食べ放題と湯村温泉散策の旅
社員が中心となって運営している厚生会主催の日帰り旅行が、25日土曜日に行なわれた。
参加者は19名で、8時に会社を出発した。
出発後すぐに希望者へ缶ビールが配られた。観光バスに揺られて朝から飲む缶ビールは格別うまい。
トイレ休憩を重ねながら、正午頃、兵庫県の日本海側に位置する浜坂漁港近くにある渡辺水産に到着。
1階は海産物売り場で、土産物の説明を聞きながら、2階の昼食会場へ案内される。
食事はズワイガニや甘エビの食べ放題。
美味しかった。満腹になった。当分カニはいらないと思った。
お土産は、スルメイカ、サザエ、甘エビ、干ガレイ。
14時頃浜坂を後にし、湯村温泉に向かう。15時15分湯村温泉到着。
足湯をして、夢千代象などをみて散策していると、公衆浴場の「薬師湯」があったので、入浴した。
入浴料400円、露天風呂もあってなかなかよかった。
16時50分頃湯村温泉を出発し、予定より約1時間以上遅れて、20時頃帰社した。
下は湯村温泉夢千代像、右向こうには荒湯、足湯場が見える。