お知らせ


渡辺和子氏講演

2008/11/15 社長ブログ

 昨日、岡山県中小企業家同友会教育講演会が開催された。

 講師は、ノートルダム清心学園の渡辺和子理事長である。

 渡辺和子氏の講演は、以前テープで聴いたことがある。

 その内容が目から鱗が落ちるような、素晴らしい内容であったので、その時から願っていた、中小企業家同友会での講演が実現した。

 講演の内容もさることながら、控え室で名刺交換させていただいた時から、内から滲み出る素晴らしい人間力みたいなものを感じた。

 講演会は、1000人を超える入場者数であったが、お会いして、また直に講演を聴いて、ファンが多いのがより理解できた。

 ご高齢であるが、少しでも長く健康で人々の生きる力になっていただきたいと願う。




田母神航空幕僚長の論文を読んで

2008/11/07 社長ブログ

 今問題となってる田母神幕僚長の論文を、インターネットで読んでみた。
 日本を愛し、日本人として誇りを持たせる素晴らしい論文だと感じた。

 この論文が、叩かれるのは日本が戦争に負けたからだと思う。
 大東亜戦争が始まる前、アジア諸国の多くは白人の植民地になっていたのは事実である。
 これらの国が独立国になったのは、大東亜戦争がきっかけになった。
 過去に侵略の事実があっても、戦勝国に対して、侵略国だとか謝罪しろとか言っているのを聞いたことがない。
 アメリカは戦争末期、瀕死の日本に原爆を落としたり、機銃掃射をしたりした。都市爆撃にしても、民間人が逃げることが困難な爆弾の落とし方をした。
 これらの非道な行為に対して、日本は敗戦国だから何も言えない。

 平家は悪者で、平清盛は極悪非道のようにいわれていることもあるが、これも敗者であるからだ。
 本当に極悪非道の人物であれば、平治の乱の後、敵方の子である幼少の頼朝を生かしておかないだろう。

 幕僚長の立場では、自衛隊員に日本のいいところを伝え、日本国民として誇りを持たせようとするのは当然だと思う。

 政府としては、今回のような論文を幕僚長からだされたのでは、外交上非常にまずいので、論文を書いた本人を叱りとばしたという感じだ。
 韓国や中国に気使うことがなければ、更迭するようなことはしないのではないだろうか。

 所属する組織に誇りを持たせることが必要なのは経営者も同じで、自社に誇りを感じさせないないようでは、士気は上がらない。

山歩き

2008/11/02 社長ブログ

 最近の運動不足解消に、標高225m程度にある竜ノ口八幡宮へ登った。
 今日の10時前に自宅を出発し、旭川荘から参道を登って、竜ノ口八幡宮まで行き、グリーンシャワー公園へ下りた。
 今年は台風が来なかったせいか、山道にはドングリがたくさん落ちていた。
 どんぐりは、山に住む動物たちの餌になると聞いたことがある。
 山の動物たちが、今年は飢えなくてすむかも知れないと思った。
 山を下り、グリーンシャワー公園へでると、森のコンサートと題して、倉敷中央高校の吹奏楽部が演奏をしていた。

 山林と調和して、とてもよい雰囲気で演奏されていた。


 

マズローの欲求5段階説

2008/10/31 社長ブログ

先日の社内勉強会で、マズローの欲求5段階説とマグレガーのY理論を学んだ。
 マズローの欲求5段階説は、ご存じの方が多いと思うが、これについて簡単に述べると、

第1段階 生理的欲求
 人間が生きる基本的な欲求で食物や水などに対する欲求

第2段階 安全の欲求
 自分の身を守るための欲求

第3段階 社会的欲求。
 自分を暖かく迎えてくれる集団などを求める欲求

第4段階 自我の欲求。
 地位や名声の獲得、自尊心の満足などに対する欲求

第5段階 自己実現への欲求
 目標達成、創造的活動、自己成長などに対する欲求。

 低次の欲求が充足されると、より高次の欲求に対して関心が向けられていくとしている。

 会社としては、上記の5段階を充足させることができる組織にしたい。
 個人としては、第4段階までは足るを知るということが肝心だと思う。
 特に、第4段階 自我の欲求 は、他人からの尊敬や、地位や名誉を獲得したいという欲求であるから、自分の評価は他人がするものとして、この段階はさっさと卒業し、自己実現の欲求に進むことが、よりよく生きるためには大切だと思う。


異常相場の裏側に潜む好材料

2008/10/29 社長ブログ

 日経平均株価が、26年ぶりの安値水準を付け、金融市場の混乱が実体経済を下押しする懸念が強まっているが、その裏側に潜む好材料として、原油価格の下落を取り上げた記事が、今日の日本経済新聞に掲載されていた。

 これによると、原油の国際相場が、3ヶ月余りで半値弱になり、円高ドル安の影響もあって、円換算で、原油輸入価格は3分の1まで落ち込んでいる。
 世界全体からみると、日本が最も原油相場下落の恩恵を受けている。
 また、原油を運ぶ大型タンカーの運賃が7月以降に急落しており、まだまだ下がる可能性が大きい。
 ガソリン価格は、最も高かった8月初めから15%安くなっている。
 経産省によると、仮にいまのガソリン価格の水準が続けば、8月の最高値が続いたケースに比べ、家計の負担は1世帯あたり年間約2万円軽くなる計算になるという。
 とはいえ、かぎを握るのは、安くなった仕入れ価格が本当に末端まで反映されるかどうかだとしている。

 原油価格が下がったことが、早く消費者まで反映され、家計の負担を軽くすると共に、経営の外部環境悪化を食い止める材料になってほしいものだと思う。 

浜坂漁港カニ食べ放題と湯村温泉散策の旅

2008/10/27 社長ブログ

 社員が中心となって運営している厚生会主催の日帰り旅行が、25日土曜日に行なわれた。

 参加者は19名で、8時に会社を出発した。

 出発後すぐに希望者へ缶ビールが配られた。観光バスに揺られて朝から飲む缶ビールは格別うまい。

 トイレ休憩を重ねながら、正午頃、兵庫県の日本海側に位置する浜坂漁港近くにある渡辺水産に到着。

 1階は海産物売り場で、土産物の説明を聞きながら、2階の昼食会場へ案内される。

 食事はズワイガニや甘エビの食べ放題。

 美味しかった。満腹になった。当分カニはいらないと思った。

 お土産は、スルメイカ、サザエ、甘エビ、干ガレイ。

 14時頃浜坂を後にし、湯村温泉に向かう。15時15分湯村温泉到着。

 足湯をして、夢千代象などをみて散策していると、公衆浴場の「薬師湯」があったので、入浴した。

 入浴料400円、露天風呂もあってなかなかよかった。

 16時50分頃湯村温泉を出発し、予定より約1時間以上遅れて、20時頃帰社した。



下は湯村温泉夢千代像、右向こうには荒湯、足湯場が見える。


ロシア軍クロパトキン総司令官の命令から

2008/10/23 社長ブログ

 司馬遼太郎作「坂の上の雲」で、

 日露戦争時、クロパトキン総司令官が、秋山騎兵旅団の北上を知って、シタケリべルグ中将を呼び
「もし、敵が暴進してくれば、しかも後続部隊を持っていなければ、兵力をもっと増加して、これを撃破せよ。」
という命令を下した。
 これは、命令としてはいかにも弱々しく、軍の断固たる決意を表現しえていない。軍命令というのは
「敵の先進部隊を撃滅せよ。」
これだけでよい。
 命令にこまごまとした付帯条件をつけると、実行するものは決断を鈍らせる。

 といった内容の部分がある。
 これは、仕事の命令でも同じだ思った。

同友会11月東備支部準備例会から

2008/10/22 社長ブログ

 昨日、岡山県中小企業家同友会東備支部準備例会が開催された。
 報告者は、和気町の病院長である。
 医療費抑制策により、病院の経営が危機的状況になるなか、同友会に出会い、経営指針を作成し、理念経営を実践して業績が向上しつつあるといったようなお話だった。
 病院等は、不況に影響されない安定した業種だと数年前までは思っていたが、国の政策により経営難に陥っている所が多いらしい。
 現在、いかなる業種においても危機感を持って、経営にあたることが必要な外部環境になっているということだと思う。
 このような時代、企業経営において、本当に大切なもの、必要なことを見失わないようにしなければならない。
 そのためには、経営理念を成文化し、社員と理念を共有できるように努めることが必要だと思う。
 今回の報告者である和気の病院長の経営理念は素晴らしい。
 「地域の健康寿命日本一をめざす」という部分をはじめ、理念から地域を愛し、職員を大切にし、医療機関として向上していこうという気持ちが強く感じられる。

二宮金次郎

2008/10/18 社長ブログ

 今日の社内勉強会で、二宮金次郎のビデオを見た。
 娯楽性を排除し、研修用に作成されたビデオである。
 水害で田畑を奪われ、貧困で家族がバラバラになるなかから、希望を持ち、寸暇を惜しんで勉強し、現状打破に向かって努力を続け、開墾を行って大地主になった。
 この手腕を買われて、武家である服部家の再建を頼まれ、徹底した倹約で再建を成功させる。
 だが、この陰には、家族の犠牲もあった。
 次に、桜田藩の再建にいくが、民衆は受け入れてくれない。
 民のためだといいながら、自分のために行っているのでは、と毘沙門天に指摘される。
 「わが子を見捨ててなにが民のためよ。」
といった別れた妻の言葉を思い出す。
 といったストーリーであったが、学ぶことは多かった。
 小さなことをやり続けて大となる「積小為大」ということ。
 そして、最後に和尚が、二宮尊徳にいっていた
「人間には本来自分というものはない。」
「天は無常無自性 人は一期一会 私は一所懸命」
「年々歳々報徳を忘れべからず」
 これらのことを忘れないようにしようと思う。

松下村塾

2008/10/14 社長ブログ

 10月10日に、地質調査業協会臨時総会が山口県の湯田温泉で開催された。
 翌日は萩市へ行き、東光寺や松蔭神社、松下村塾などを観光した。
 現在の松下村塾は、松蔭が屋敷の小屋を修理して八畳ひと間の部屋で教えいたのが、門人の数が多くなり狭くなったので、萩の町から古家を買ってきて、先生と塾生が助け合って十畳半の建増しを行ったものということである。
 松蔭がここで教えたのは二年半程度であるが、伊藤博文や高杉晋作など、明治維新の功労者が多くでている。
 わずか二年半で教える学問は限られていると思う。
 学問を教えたから立派な人がたくさんでたというより、松蔭の志に影響されたからではないだろうか。
 
  松下村塾