社長ブログ


体の総点検

2010/02/21 社長ブログ

 2年前から、脳ドックやPETがんドックを取り入れた総合ドックを受診するようにしている。
 何事も体が資本。特に現役で会社の役割を担っているうちは、体を壊すわけにはいかない。
 今年は、先週の火曜日から一泊二日で受診した。

 1日目は、胃腸の内視鏡検査が主体。今回は下剤が例年より飲みにくかった。
 夕食は、豪華な和食だったが、検査後の体調が思わしくなく、ほとんど食べられなかったのが残念だ。

 2日目は、MRI検査やPET検査が主体で、検査は午前中で終わる。
 検査後の昼食は、大変美味しくいただくことができた。
 昼食の後、検査結果の報告と説明があったが、特に悪いところはなかった。
 最近は運動不足であったし、お酒もほとんど毎日という生活だったので、血糖値や肝臓とかが心配であったが、ほっとした。

 これで、ひとまず安心だが、油断せず、健康管理に注意しながら、いろんなことにがんばっていこうと思う。

先日のドーナツ屋さん

2010/02/16 社長ブログ

 先のブログで記したドーナツ屋さんを、インターネットで調べてみた。
 店の名前は、「はらドーナッツ」といって、神戸を本店に、東北から九州まで事業展開し、多種のドーナツを販売している店らしい。
 豆腐の素材を主な原料とし、ヘルシーでおいしいドーナツの店として有名なようだ。
 私が、はらドーナッツへ行ったのは夕方のため、たまたま2種類しかなく、客も少なかったのだと思う。
 昼間は、やはり行列ができる店のようだ。
 甘すぎない味と、ヘルシーなイメージが、顧客の欲求を捉えているのだと思う。

美術館・焼き鳥屋・ドーナツ店

2010/02/14 社長ブログ

 昨日、貿易商の友人の誘いで、岡山県立美術館で開催されている「華麗なるオーストリア大宮殿展」へ行った。
 展示されいる肖像画や金銀ダイヤの宝飾品は美しく、ハブスブルク帝国の栄華を偲ばせる。
 家具などの調度品も展示され、当時の貴族の生活ぶりを窺い知ることができる。
 美術館を出た後、展示品の美しさと貴族の華麗な生活を知ることができたが、当時の庶民はどんな生活をしていたのだろうかと、友人と話しながら、食事をするところを探して、表町の方へ向かった。

 商店街のひとつ東側の道を南へ歩いていると、焼き鳥屋のおやじさんがのれんを掛けていた。
「開店していますか。」
「これから始めるところです、どうぞ。」
ということで、店へ入った。
 初めて入った通りがかりの店であるが、創業60年ということである。
 焼き鳥と生ビールを注文した。生ビールは、店によって味にばらつきがあるように思うが、ここは生ビールも焼き鳥も旨かった。
 17時10分頃、この店のアルバイトらしい一人の若者が店へ入ってきた。若者は店の服に着替えてカウンターの中へ入った。おやじさんに「どうも」と言ってピョコンと頭を下げるが、おやじさんは無言。たぶんこの若者が遅刻をしてきて、機嫌が悪いのだろう。
 会社なら、お客様の前で、社員に対して不機嫌な態度は良くないが、この店では、それを上回る良さがあるから、60年も続いてこれたのだろうと思う。その良さがこの店の強みであると思うが、おやじさんがそれを理解しているのかどうかは分からない。
 1時間ほど飲み食い雑談した後、二人で5千2百円の代金を割り勘にして、店を出た。

 店をでると、客もまばらな小さな店に、ガードマンが立っていた。ドーナツ屋さんらしい。ガードマンに
「この店の警備をしているのですか。」
「はい、そうです。ドーナツ買ってください。」
「ふだんは行列ができるほど客が来るのですか。」
「そうです。」
行列ができるほど美味いのなら買ってみようと思い、店へ入る。
 店には、ドーナツ2種類しかなかった。丁度奥から出来たてのドーナツが運ばれてきたので、これを8個買った。
 路上でひとつ袋から出して食べてみた。
 美味い。行列ができるのが解る。
 品揃えがドーナツだけでも、行列ができるほど繁盛する店もある。
 不況時には、自社の強みに特化することも有効かも知れないと思った。
 みやげの美味いドーナツを、家族に食べさせるのを楽しみに、友人と宇野バスで帰宅した。

中小企業問題全国研究集会 京都

2010/02/12 社長ブログ

 2月11日の午後13時から12日の正午にかけて、国立京都国際会館で中小企業家同友会全国協議会主催の「中小企業問題全国研究集会」が開催された。
 1日目は分科会で、「中小企業にしかできない持続可能型社会の企業経営」というテーマの第16分科会に参加した。
 報告者は、滋賀県の産業資材事業等の会社を経営されている代表取締役会長で、これからの時代は「共生社会倫理」が必要なことや、近江商人の「三方よし」に通じるお話など、学ぶことの多い分科会であった。
 
 18時30分から、懇親会。
 乾杯の前に、各分科会の様子がプロジェクターで映し出された後、12名ほどの舞子さんが舞をまい、京都らしい雰囲気が醸し出された。
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 2日目は、9時から主催者と来賓の方々の挨拶の後、18の分科会のうち、6つの分科会の座長から内容の報告があった。
 10時からは、「時代が求める経営者のあり方と同友会理念にもとづく経営実践 ~私たちは“蓄積された経営の英知”をどう生かすか~」
というテーマで、人を生かす経営推進協議会代表と中同協経営労働委員長の対談形式の特別報告会が行われた。
 ここでは、企業変革プログラムを軸に進められたが、今当社で行っていることに間違いはないことの確認ができたのと、さらに力を入れてやらなければならないことが見えてきた。

 今回の中小企業家同友会全国大会でも、気づき、学びは多かったが、何よりも、経営に向かうエネルギーを頂いた。
 閉会の後は、岡山同友会のメンバー約20名と、南禅寺で湯豆腐を食べ、帰岡した。
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文化の違いと教育

2010/02/08 社長ブログ

 先週、朝青龍が引退した。
 相撲界のことはよく分からないが、日本の国技である相撲界の作法とか礼儀、品格を重んじる文化に、朝青龍がついていけなかったのだろうと思う。
 また、日本相撲協会も、そんな朝青龍の振る舞いが、許せなかったのだろう。
 これが、文化の違うレスリングだったら、引退というところまで行かなかったかも知れない。
 朝青龍の引退後の記者会見で、
「品格というけれど、土俵に上がれば鬼にもなる。」
と言った。これは業界によっては評価されることだと思うが、相撲界では強さに品格が備わっていることが重要だということだと思う。
 相撲界の、まだ29歳の若者の社員教育ができていなかった不幸だとも言える。
 教育不足で、あれだけの力量がある力士を追放せざるを得ない状況になったという感じで、惜しいと思う。
 やはり、どんな業界でも、技術等の実務だけを重視して教育するではなく、その業界や会社の文化やビジネスマナー等の教育、或いは人間として学びあうことは、とても大切だと改めて思うと共に、教育の難しさも感じた朝青龍の引退であった。

需要と価格競争はより深刻化

2010/02/06 社長ブログ

 「わずかに回復の動き出るも、需要と価格競争はより深刻化」
 先日送られてきた中小企業家同友会景況調査報告書の見出しである。
 これによると、業況水準IDは、わずかながら好転しているところもあるが、「同業者相互の価格競争の激化」が60%台まで到達している。
 全体的な需要停滞の深まりのなかで、生き残るための価格競争戦が中小企業の同業者間で盛んに行われているのである。

 需要停滞のなか、中小企業の同業者同士の激しい価格競争。
 良い例えではないが、地域という柵のなかで、少ない獲物を奪いあっている野獣が思い浮かんだ。
 競いあうのではなく、奪いあう。これでは良い方向にはいかない。
 
 中小企業家同友会会員は、「適正価格確保と顧客の囲い込み」「同業他社との連携」「新分野・新事業の取り組み」「地域の資源、潜在力に着目」「情勢に負けない意識改革とリーダーシップ」「経営指針の確立、見直し」などを視点に、現状打破に向けて戦略をたてている。

 価格競争は、対岸の火事ではない。
 中小企業家同友会の仲間の経験と知恵に学びながら、もう一度自社の良さを見つめ直し、お客様に、地域に、他社とは違う何が提供できるか、当社の本当の価値は何かを深く考え、経営指針を見直し、実践していきたい。

夜明け

2010/02/04 社長ブログ

 2月に入り、夕方は日が長くなった気がするが、夜明けはまだ遅い。
 そう思って、国立天文台のHPより日の出時刻を調べてみた。
 岡山の日の出時刻が今年最も遅い時期は、1月3日~1月12日で7時12分。
 今日2月4日の日の出時刻は7時01分で、最も遅い日より11分しか早くなっていない。
 しかし、 今後は1日に約1分ずつ早くなる。
 夜明けが遅いと愛犬の散歩も遅くなり、時間的に朝の余裕が少ない。
 日に当たる時間が短いのが原因で起きる鬱病もあるらしが、そうでなくても、日が長い方が気分がいい。
 気分が良いと、態度や行動も良くなり、思考力も向上し、より良い仕事ができて、業績も良くなる。
 これから楽しみな季節だ。

今日はゴルフ

2010/01/31 社長ブログ

 今日は、久しぶりにホームコースでゴルフ。
 天候は曇りで、昼前から小雨が降ったが、雨合羽を着るほどでもなかった。
 ショットの調子は自分としては良い方だったが、スコアはその割には良いとは言えなかった。
 グリーン周りとパットの調子がいまひとつだったのが原因だ。
 ゴルフは野球などと違って相手がいるわけではない。
 止まっている球を打つのだから、スコアの結果はすべて自分に原因があり、相手が強かったからスコアが悪かったとか言えない。
 多少天候などの外部環境が影響されることもあるが、私のゴルフのレベルでは、メンタルな要素も含めて、自分自身の調子の影響の方がはるかに大きい。
 ひとホールだけでは、運に左右されることもあるが、18ホール周ると、運も関係ない場合がほとんど。
 
 話は変わるが、今日のゴルフ場では、いろんなところに経営努力が感じられる。
 今日のプレー費はゴルフ場利用税を入れて、五千九百円。セルフでの料金だが割安感はある。
 清算時に、次回に使える五百円の割引券をくれた。
 レストランの料金は昔と変わらないが、レストランの運営を、以前は外部委託していたのを、今はゴルフ場を経営する会社がレストランも運営しているそうだ。
 またゴルフ用品も、以前は品揃えが少なく、ほとんど定価で販売されていたが、今は品揃えが多くなり、ゴルフショップ専門点とあまり変わらないと思われる割安の価格で販売されている。

 ゴルフ場も不況の影響を受け、破綻している所もあるようだが、経営もゴルフも状況を見極め、対策を立ててやっていくことが大切だということだと思う。

第三のビール

2010/01/26 社長ブログ

 先日のある懇親会で、自社の業績が回復するまでゴルフは封印していると言われた知人がいた。
 私は半年ほど前から、自社の業績がある水準に達成するまではビールを買わないことにし、発泡酒か第三のビールを買うことにしている。但し、居酒屋などで飲むときや貰いものは別としているから、少し甘い決意かも知れない。
 ところが最近、無性に本物のビールが飲みたくなる時がある。
 先日、スーパーに行った時、「もういいか」と陳列棚のビールに手がでかかった。
 そこへ、30歳ぐらいの男性がすっと第三のビールを1缶持って行った。続いて中年の女性が第三のビールを1缶買い物かごに入れた。
 私はそれを見て、ビールはやめて第3のビールを1缶取り、レジに向かった。
 ただそれだけの出来事であるが、世間の節約思考が感じられると共に、「欲しがりません、勝つまでは」という思いを新たにした。

先週を振り返って

2010/01/24 社長ブログ

 先週は、講演会や懇親会、社内外の会議などが多い週だった。

 火曜日は、13時から中小企業家同友会の正副代表理事・支部長会議。
 15時30分からトマトクラブで、旭山動物園の小菅名誉園長の講演と懇親会。小菅名誉園長は閉園の危機に立った旭山動物園を立て直された方で、学びの多い講演だった。
 懇親会では、次の予定があったので、好きなビールは飲まず、ウーロン茶を頂いたが、多くの方とお話をすることができた。
 18時30分頃、懇親会会場を退出して、19時から始まる中小企業家同友会新入会員を対象としたオリエンテーションに参加し、同友会の説明に加わったり、同友会バッチを新会員に手渡したりした。

 水曜日は、午後18時から営業会議。営業部と課長以上の役職者が参加し、現在の目標に対する進捗状況や「お客様の声」の報告、及び今後の対策などについて話し合った。

 木曜日は、18時から同友会新春講演会の実行委員会。当日(今月25日)のプログラムや役割分担などが確認された。
 19時からは、来年3月3日~4日に岡山で開催が予定されている「中小企業問題全国交流会」の実行委員会があり、同大会の岡山同友会としての位置づけや意義、PRについての討議が行われた。

 金曜日は、13時30分から同友会の規約についての会議。
 17時からは、「同友会を知る会」というオブザーバーを対象とした中小企業家同友会についての説明と体験報告の会があり、これに参加した。
 20時からは、当社の社員が中心となって運営されている「厚生会」の総会と親睦会があり、前年度の会計報告などの後、今年度の会長を始めとする役員が選出された。
 
 先週は、上記の行事を予定に入れながら、実務や来客の応対などを行ったが、多くの方のお話を聞くことができた。また時間が限られていると業務に対する集中力が増して、充実した週だったように感じる。
 何事も、終わりの時間を決めて取り組んだ方が、中身の濃い時間になる。計画を立て、本気でこれに取り組むことが大切であるという当たり前のことであるが、自分をある程度追い込んでいないと、忘れやすいことでもあると思う。